お出かけ前には、火の元の確認は、確実に。。。。
その勢いでぼくらは、今度こそは、確実にハウンド・ドッグのCDをGetするためにCDレンタルショップ『ペンギン村』に急いだ。
『CMのあの名曲を確実にGetするために曲名は、わからないけどね…』


キキキキキィィィーー
ウンチャァ!!
ペンギン村に到着!!


僕と哲也は、新譜のコーナーをみる。
あった!
きっとこれだ!
あった!
ついにあったよ。

TM NETWORKのぼくらの七日間戦争のサウンドトラックSEVEN DAYS WARの近くにありました。
確かにありました。
シングルCDだったけどね。
あったたたたた!
確かにあったた!!!!

ハウンド・ドッグ
『AMBITIOUS』
始めて知った!
『AMBITIOUS』
曲名は『AMBITIOUS』っていうんだ。
かちょぃぃぃ!
『BOYS BE AMBITIOUS』
『少年よ大志をいだけ』




『BOYS BE SID VICIOUS』
このころのぼくたちなんてほんとうに…

永田智也のロッキンロール青春論-シドビシャス


『BOYS BE SID VICIOUS』だよ
『AMBITIOUS』のジャケットには、確かに日清カップヌードルCMソングって書いてある。
今度こそまちがいない。
ぼくと哲也は、ニンマリ笑い二曲しか入ってない『ハウンド・ドッグ』のCDシングル『AMBITIOUS』を借りてぼくの家に向かった。

でも実際サウンドトラックとハウンド・ドッグを間違うなんて哲也は、将来確実に大物候補No.1だよ。





『AMBITIOUS』




できるまで何度も飛ぼうとした翼をなくしてないかい?
つまらないことで壁にぶつかりためいきをついてないか?
届くまで腕を伸ばしてみた太陽は見えているか?
やりたいことがわかっているのにはじめてないんじゃないか?

乾きを感じた 唇に
なくしちゃいけない 叫びがある

Oh Take A Chance
つかむしかない
自分のすべて わかるまで
こころを燃やした夢は
いつまでも終わらない

昨日とおんなじ地図をひらいて
旅をあきらめてないか?
時に流されているだけで
いまを忘れかけてないか?
傷だらけの膝が輝いてる
少年でいられるか?
まちがいをおそれてばかりいて立ち止まっていないか?

涙を知っている 瞳なら
苦しいときでも 負けないから

Oh Take A Chance
つかむしかない
愛するすべて 守るため
こころを燃やした夢は
いつまでも終わらない

Oh Take A Chance
つかむしかない
自分のすべて わかるまで
こころを燃やした夢は
いつまでも終わらない




TVCMじゃない。初めて聞いたCDハウンドドッグ!!
やっと逢えたね。

We are HOUND DOG

ボーカル 大友康平
ギター 八島順一
ギター 西山毅
ベース 鮫島秀樹
キーボード 蓑輪単志
ドラム 橋本章司


とにかくきいたね!
たった一枚の二曲しか入ってないCDシングルをレンタル期間の三泊四日CD擦り減るじゃないかいなってくらいきいたね。
おはようからおやすみなできいたね。
もちろんカセットテープには、バッチリ録音したよ。
やっと逢えたよ。
あなた達に…



忘れないでほしい。
これから無数に聞くであろう音楽達。
でも僕の童貞は、あなた達にHOUND DOGに捧げたよ。

これはとても大事大事なこれから生きていく中でとてもとても意味がある思い出なんだよ。

遠回りしたけどこの出会いが2年後僕の大きな大きなロッキンロール青春論になるのである。