永田智也のロッキンロール青春論-ブラックモンブラン

わすれもしませんよ。。。

中一のクソアツイ夏の日の夜僕は、晩飯を食べ終えブラックモンブラン食べながらダラダラ本当ダラダラTvを観ていた。そしたらおかんが『ともや風呂入らんね』ってきたもんだ。よくドラマとかでみるパターンだね。このパターンまるで漫画だよ。


僕は、観ていた、くだらなく面白いお笑い番組がちょうど終わったのでTvを消して風呂さはいるかぁとした瞬間。まさにその瞬間、出会った運命と出会った。運命の出会いちゃーこんなもんだよ。待っていても出会わないし人は、出会わないし。出会ちゃう時は、ダラダラ!アイスクリーム食べてておかんに叱られよっこらしょって『風呂に入べかなぁー』と何も構えてない瞬間でも出会ちゃうわけよ。不思議だね。

そして出会った運命のそれとは。。。。。

Tvから流れ出ていた日清のカップラーメンのCM。別にカップラーメンに出会ちゃった訳でわなく。そいつに流れていた。BGM。CMソング。キター!!キター!!なんじゃ!なんじゃーーーーなんじゃこりゃ。このドキドキする感覚は…ホワイトライオット???いや。違う。青春の青い衝動…ブルーライオットだ。僕の心は、30秒のCMソングに犯された。

『Oh take a chance つかむしかない 自分のすべて わかるまで 心を燃やした夢は いつまでも終わらない』Tvから流れたこのワンフレーズ。僕の中のロッキンロールEggが小さくひび割れた瞬間だった。

『ドキドキ』『ドクドク』『ドキドキ』『ドクドク』なんなんだよ。

この感じ大好きなあの娘と出会ちゃた感じとは、ものが違う。初めてのテツヤから伝授された平凡パンチの感じとも違う。でもすごく凄くむずむずする。ヤバイ。完全に30秒のCMソングに心奪われ犯されたみたいだ。

『トモヤ風呂に入らんね。』おかんの声だ。とにかく風呂に入に入ろう。お風呂で自分に相談天国ばぃ。『相談しようそうしよう。相談しようそうしよう。』僕は、悩みごとは、昔から良く風呂で考えていた。でも今回は、指が脳みそフニャフニャになるくらい考えた。解らなかった。

僕は、寝床までモヤモヤを連れていったよ。楽観的な僕には珍しいことだ。だいたの中学生の僕の悩みなんてお風呂でチンチンがフニャフニャになるくらい考えたら終わるのに。

『Oh take a chance つかむしかない 自分のすべて わかるまで 心を燃やした夢は いつまでも終わらない』Tvから流れたこのワンフレーズ。



24時~1時~3時・・・・・眠れねぇ。チィックタック!チィックタック!チィックタック

突然ゴーゴーゴー!go-go-go-go-!キター!リンリンリンリン!!

僕の中のロッキンロールクッロックが突然鳴り響いた。時は、正に6時9分『ロック』答えがでた。朝方6時9分。僕が一人で出した答えは、『ロック』だった。いくら頭で考えても気になるモヤモヤが終わらない感じ。僕の心は、ロックに犯されたんだ。ロックの悪魔と永遠の契約を無意識のうちに交わされていたんだ。おそらくその時の僕は、ロックの意味なんて知らなかった。だってじぃちゃんからもらったCDラジカセは、長渕剛とニューホライズンしか読み込んでないからね。ロックなんてその時は、知らなかったけど。でも感じたんだ。僕の中のロッキンロールモンスターが産まれたってグッと感じたんだ。


僕には、見えた。朝方の窓の外で天に舞う竜に坂本龍馬がまたがり僕に手をふり『おめでとうこれから出会うすべての事に…』 僕のロッキロールモンスターが生まれた事を祝ってくれたんだ。
こんなにメデタイ出来事なのに何故だか涙がでてきた。僕も『ありがとう。』って手をふった。

今でも僕は、神も仏も信じちゃいないけど…

何かに迷った時は、いつも心の中なのロッキンロールモンスターに問う事にしている。
『あの娘は、僕の事を愛していますか??』
『この道は、右ですか?左ですか?』
『このブラックモンブランはアタリですか?』
でも決してロックは、神様なんかじゃなぃ。僕は知っているよ。ロックは自分自身なんだってね。

だってもうすぐ僕は、リアルにロッキンロールDestinyと出会うからね


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