今年は「六四事件」から32年目、香港では国家安全法施行後初の「六四」を迎えます。
 

 

 

 

「中国愛国民主運動支援香港聯合会」は、ここ数カ月、政治と言うなの嵐に巻き込まれ、未曾有の困難に直面しています。 

 

同盟事務局のチェ・ユーチョン氏によると、ここ数カ月で5つのメンバーグループが同盟から脱退したが、同盟は200以上のメンバーグループで構成されているため、脱退者の割合は高くなく、同盟は何の影響もなく通常通り運営されているという。

メンバーズオフィスとして同盟に参加したある区議会議員は、最近「中央の共産党員」から連絡を受け、「穏便に」同盟から脱退するようにアドバイスされたことを明かしたが、「6月4日の事件の正当性の証明」などの議題が自分の政治に対する基本的な信念であり、脱退すれば「無になる」と繰り返し、それはしないと明言しました。

 

日本では正直具体的な内容よりも「戦車の行く手を阻む男性の写真」程度の認識かもしれません。

 

 

*銅鑼湾ビクトリア公園に集まった集会参加者たち2013年撮影

 

しかし、ここ香港では自由を勝ち取るための大事な史実として、今も多くの香港居民には刻み込まれている出来事なのです。

 

恐らく、昨年よりも規模の小さい集会となりそうな気配ですが、予断を許しません。