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104歳でも尚、内外で頻繁に講演会を開いている私を見て、『私の健康の秘密は、リズミカルな生活習慣にある』と色々な方(医学者・生理学者・心理学者)から言われるようになりました。
 『リズミカルな生活を営む』ということは、突き詰めると「体内時計が何時も正確に時を刻んでいること」を意味しています。

 図らずも、福岡で「体内時計の研究で世界の最先端を行く生命科学者」上田泰己さんの講演があると聞き出かけました。

 この講演会は、久留米附設中学・高等学校の同窓生の月例会「サロン・ド・附設イン福岡」200回を記念して開かれた市民公開講座でした。

演題は、「体内の時間を理解するー体内時計と体内カレンダーの仕組みー」、生命科学者のお話ですから医学関係の人が多いかと予想しましたが、若い女性が沢山席を占拠していて会場は満席、講師の上田さんのファンの多彩さ・人気が高いことが判ります。

 私は、岩国中学・広島師範学校・広島高等師範学校時代に寮生活をしました。私はこの9年間、規則的正しい生活を続けましたから、そのおかげでリズミカルな生活習慣がついたと考えてきました。

 しかし、上田さんの最先端の研究結果によれば、人間の体の中には、朝・昼・夜の時計スイッチに関わる20ほどの遺伝子(時計細胞)があります。人間は本来、昼夜・四季(地球の自転・公転)の移り変わりに従い、時計細胞が連携してリズミカルな生活を営むように作られている事を知りました。

 また、人間の巧みな営みに関わる様々な時計細胞を制御する中心の時計(標準時計)は、脳内にある。腹時計に当たる時計は、肝臓にある。四季・季節によって変化する体内カレンダーがあることも知りました。
 
お話の内容は、当日に頂いたチラシに、判りやすくまとめられています。

 ところで、上田さんの紹介には「生命科学者」と記されています。

 私は、懇親会で上田さんに直接お目に掛かり、少しお話をさせていただきました。
その中で、上田さん達が取り組んでいる「体内時計・体内カレンダーの仕組み」研究プロジェクトで「人間の健康長寿の秘密」の謎解きにも是非取り組んでいただきたいとお願いしました。

 体内時計や体内カレンダーが正確・順調であれば、人間本来の生命の営みが継続し、体調不良や精神的ストレス・病に悩ませることが少ない・・引いては「健康長寿」を実現できることになるのではないでしょう。

 104歳でも日々快調な私は、「体内時計や体内カレンダー研究の生きた人間モデル」として、是非注目していただきたい。と

答えは次の通りでした「年を取らないうちの早く今の研究を成功させたい。その為には、超大型のスーパーコンピューターが必要なんです」と。

民主党の事業仕訳でやり玉に上がったあの無知蒙昧の件が思い出されました。

 新進気鋭の生命科学者・上田さんを囲んで談笑が弾んでいましたが、104歳の私にも視線が集まり、記念撮影に及びました。

 上田さん達の世界を凌駕する研究の快挙を願っています。