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蒲郡で講演の際、名古屋で手作りおもちゃ親子教室プログラムを実施している岡田美弥子から子どもたちが作った作品の贈り物を頂きました。

岡田さんは、5年前からボランティアで、名古屋市内の福祉施設の子どもたちと手作りおもちゃプログラムを続けています。

施設の子どもたちは、親子でおもちゃを作ることを経験出来なかった、家族愛を知らない子どもたちです。

こうした子どもたちは、閉じこもりになるか、反抗的態度を繰り返すか、さまざまな問題行動を起こし、学校でも施設でも厄介者扱いです。

しかし、岡田さんは、私が提唱している「手作りおもちゃ親子愛情教室」で学んだ経験を生かして、施設の子どもたちと接してきた結果、今では、6名の子どもたちが、毎週1回、おもちゃ作りに参加、互いに和やかなひと時を過ごせるようになりました。

最近の調査で「ひきこもり」に悩む人(15歳から39歳まで)が、全国で70万人を超えていることが報じられました。

こうした人は、ある種の人間不信や人との交わりの糸口が掴めないために症状が深化していると考えられます。

私が博士論文に記した心理学的考察「劣等感重積深化過程」は、「ひきこもり」や「問題行動」を起こす子どもたちの心の深層にある劣等感を取り除くことの重要性を指摘したものです。
劣等感を取り除くには、2人で一緒に物づくりをすることが一番効果的な方法です。

手作りおもちゃ親子愛情教室は、3歳までの子どものプログラムとして開発しましたが、岡田さんの指導で、このプログラムは、3歳を過ぎた生徒たちでも「創造性を伸ばす」「物を大切にする心を伸ばす」と同時に「感謝の心を伸ばす」3つの効果があることが分かりました。

今回子どもたちから送られた手作りの作品は、私の大切な宝物です。
 
 「ありがとう」沢山の人に紹介しますね。

 手作りおもちゃプログラムが、これから色々な場面で応用されることを期待しています。