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愛知県・蒲郡市・蒲郡市教育委員会・中日新聞社・東京新聞が主催するこの研修会は、幼稚園や保育園関係者が2泊3日の日程で、乳幼児教育の専門的な技術を磨くために開かれています。

私は、この研修会の最初のプログラム『教育講演「生きる力」をつけるには』と題して1時間半の講演を致しました。

私は、16歳で広島師範学校に入学して以来、80有余年の間、常に教育現場に身を置いてきました。
その中で辿りついた結論は、幼児教育の大切さとその教育効果の絶大さです。

人間の知性や協調性は、幼児期の感性教育によって大きく左右されます。

現在社会の病弊である「登校拒否やひきこもり」「子どもの虐待や凶悪犯罪」の増加には、目を覆うものがあります。

こうした社会の歪は、起きてからでは手遅れなのです。スクール・カウンセラーをいくら増やしても、教育相談所を如何に充実しても、事後処理では、問題解決には追いつきません。

予防に勝る対策はないのです。教育界にも医学の世界で確立した予防教育が必要です。

私が提唱する「手作りおもちゃ親子愛情教室」は、現代社会が最も必要とする「情意の教育」「お互いの心の絆を深める」ために極めて効果があります。
 受講生の皆さんが、それぞれの園のお母さんたちと一緒に是非取り組んでほしいと願っています。

 今回の会場・蒲郡市民会館は、蒲郡駅のすぐそばにありました。蒲郡での講演は30年ぶりです。その時は、愛知県知事のご案内で蒲郡プリンスホテルに投宿しました。

 蒲郡プリンスホテルは、外国人観光客を誘致し外貨を獲得するため、鉄道省観光局の発案で、言わば国策で開業した4つのホテルの一つです。

目の前に広がる三河湾と竹島、そしてホテル内にはツツジなどの植え込みや泉水があり、英気を養うための別天地でした。