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 直方市は、市報で呼びかけ、受講生を先着60名に絞って「健康講演会」を開きました。それだけに、私が話し始めると熱心にメモを取る人が目立ちました。

「私の健康法は、常々、習慣健康法です」と話してきました。

 この習慣健康法は、科学的に突き詰めれば、私たちの体や精神の生理作用をリズミカルに動かす「脳内時計」「体内時計」の時刻合わせ(リセット)に深く関与していると考えられます。

 地球上の殆どの生物は、地球の自転の関係で24時間の日周期で暮らしています。人間も昼・夜が交互にある24時間周期で暮らすように進化して来ました。

 体内には、沢山の時計があります。呼吸器・循環器・消化器それぞれが、違うリズムで動いています。沢山の体内時計を統括する標準時計が脳にある「脳内時計」です。

 脳内時計が狂うと不眠症になったり、昼夜が逆転したり、時差ぼけをおこします。

 規則的な生活をしていたサラリーマンが、退職して間もなく、病気になり、急死するのは、生活のリズムが急に変化した時に起こる現象だと言われています。
これまでの研究で、脳内時計の調整・リセットに関与するものとして、「光」と「食事」が挙げられています。

 私は、10時間以上飛行機に乗り、普通であれば「時差ぼけ」があるはずの場合でも、頭の中を現地時間に切り替えて生活しますから「時差ぼけ」の悩みはありません。

 現地時間で食事をするのです。

 99歳から4年連続世界一周講演旅行をしてきましたが、「時差ぼけで講演に苦労した」と言う経験は一度もありません。体調を崩して、スケジュールを変更したこともありません。

 その代わり、日曜日でも必ず7時に起きて、何時ものように冷水摩擦・棒体操を欠かしません。休みだからと言って寝間着姿やジャージー姿で一日を過ごすこともありません。

 75歳以上の後期高齢者を対象にした健康講演会をお引き受けした時から「健康習慣の自己採点カレンダー」をつけるように勧めているのは、リズミカルな暮らしを身につけてもらう為の提言なのです。