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私の本籍は、岩国です。岩国中学の出身、34歳の時に岩国高等女学校に赴任しました。赴任早々に、弓道部を作り、3年後には、全国大会で優勝した輝かしい記録の端緒を作ったことは、私の生涯の自慢の一つです。
 その岩国高等女学校の教え子の皆さんが呼びかけ人になり、山田孟さま・玉田隆一郎さま・福本久子さま、他多数の方々が顧問に名を連ねて私を顕彰する会(村上次子会長)を組織、1年有余の短期間に1000名近い賛同者を募り、岩国市立こども館の敷地内に私の胸像と歌碑を作っていただきました。
 秋晴れの穏やかな日差しの下で行われた除幕式に、私は、博士のガウンに天皇陛下から拝受した勲章や記章を着けて臨みました。 除幕されたブロンズ像は、今日の私の姿そのままです。
 井原岩国市長のご祝辞の中で、私の胸像が何故、ここ、こども館の前庭に建立されたか・・その所以を述べて頂きました。
「3才が人生の勝負どころ」これが、85年間、教育現場に身を置いてきて得た結論です。3年前に三才児教育学会を設立し、以来「手作りおもちゃ親子愛情教室」を開催してきました。開校早々に、井原岩国市長さまが、福岡の教室を見学され、去年の6月からは岩国こども館でも「手作りおもちゃプログラム」が導入されています。
 胸像・歌碑の傍で、「これからも岩国の子どもたちの成長を願って、幼児教育のお手伝いを致します」と謝辞を述べさせていただきました。
 胸像・歌碑の建立に賛同いただいた1000名近い方々、本日除幕式にお集まりいただいた200名近い参列者の皆様、子ども館敷地内に場所を提供いただいた岩国市および岩国市議会のみなさま、そして式典の最後を賑やかに演奏・演技して花を添えていただいた東幼稚園・園児・先生に厚く厚く御礼申し上げます。
最後になりましたが、過日の水害で軒下までご自宅が浸水、居住さえままならない中で、東奔西走して、胸像建立・除幕式を影で支えていただいた片山原司事務局長に謝意いたします。
 今日は、朝8時に福岡を車で出発、11時半に岩国着、除幕式の前、昼食は、三原屋で名物の岩国寿司を賞味。除幕式後の昼下がりには、錦帯橋奥の紅葉谷を散策しました。
 紅葉谷は、岩国中学時代、しばしば足を運んだ場所です。12歳で入学、城内にある寄宿舎で過ごすことになりましたが、家恋しさに思い余って、谷あいに入って大声で泣いた・・場所です。中秋の名月の夜、中学恒例の「試肝会(肝試し)」もこの谷で行われました。85年以上も前の少年時代の思い出がぎっしる詰まった思い出の場所です。
夜は、紅葉谷傍、錦川べりの純和風旅館・開花亭に投宿、夜景の川面を眺めながら、秋の味覚・・「子持ち鮎」も賞味、100歳児としての充実した一日を終わりました。