盛岡講演も講演の後、懇親会に参加して、ホテルに着いたのは11時半を過ぎていた。世話人の皆さんとの会食の席で、佐々木達彦さんが、突然グラブを持ってきた。100歳先生のパンチ力を皆さんに見せて欲しいと。師範学校以来、殆どのスポーツを体験してきた。陸上・ボート・野球・弓道・剣道・サッカー・バトミントン・卓球・テニス・・しかし、ボクシングは初めてだった。私は、腰を下げ、左右に上体を動かしながら、日ごろは高校生に指導をしている佐々木さんの胸?を借りて・・ジャブ・パンチを出した。真新しいグローブには、「人生は常に強打で行け」の文字。世話役の皆さんの名前と寄せ書きが書かれている。世界中講演して回っているが、ボクシングの特訓とグラブを戴いたのは勿論初めて。これからは、棒体操・黒田節に加えて100歳児の強打パンチも演目に入れることにいたしましょう。