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 ホテル・ロビーで日本からのご婦人方とお逢いした。お一人が、しいのみ学園の映画を覚えていてくださった。うれしい限りである。10日間のギリシャの旅を喫満して、帰国の途につかれた。
 私たちは、午後の便でヨーロッパを後にした。
機内での食事は、これまでで一番豪華であった。前菜でキャビアがたっぷり振舞われた。30回良く噛んだ。噛むほどに、その美味さが良くわかった。
 バンコックまでは、9時間の飛行、時差が3時間ある。外は真っ暗なのに起こされ、朝食が運ばれてきた。ギリシャ時間では、まだ午前1時である。
 着陸態勢に入って、雲間に明かりが差し始めた。高速道路を走り、30分ほどでホテルに着いた。部屋からチャオプラヤ河が見下ろせる。
川に面したテラスで食事を摂る。目の前を大小の船が頻繁に往来している。船の形・エンジンの音、それぞれに個性がある。日差しと風は素肌に心地よい。正に五感を覚醒させる・・楽しませてくれるテラスである。
 夜景もまた楽し・・。
 夜が更けて部屋に戻った。テレビをつけて驚いた。NHKの番組「プロジェクトX」で私の生誕地「釧路」が放送されているではないか。しかも9月に「100歳記念・生誕地釧路・特別講演会」を主催していただく林田定昭さんのお兄様(写真家・林田恒夫氏)が大写しで紹介された。なんと奇遇な話であろうか。
 番組は、釧路湿原を原始のままに残そうとした人々の健闘ぶりが描かれていた。私はこれまで、自己紹介の枕詞に「最果ての地・釧路で生まれた・・」と語ってきたが、「釧路は、湿原とそこに住む丹頂鶴など野生動物が、世界遺産に指定され程、著名であること」を改めて知った。これからは、「世界遺産に指定されている釧路でうまれた・・」と胸を張って紹介することを決意した。今日は、世界一周を締めくくるに相応しい一日となった。