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11時半、アメリカSGIのヨシカワさんの案内でアメリカ創価大学へ向かう。途中で車が止まり、ヨシカワさんが下車。やがて、お茶や茶菓子を抱えて戻ってきた。開けてみると桜餅と柏餅である。桜餅は、私の大好物だ。早速賞味、日本で食べるよりも格段美味い。1時間半ほどの道のりだったが、退屈するまもなく、大学に到着。丘の上に、自然と調和した建物が並んでいる。これまで、新聞やグラフで見てきた建物だが、写真で見るよりも数倍大きく感じられた。羽吹学長の案内で構内を見学。13万坪の敷地の中に本部棟、教室、図書館、食堂、体育館、野球場、サッカー場、そして寄宿舎、迎賓館が点在している。海岸線まで僅かに6キロ。太平洋から吹いてくる海風が心地よい。構内には、ノーベル平和賞・化学賞を授与されたポーリング博士由来の建物と非暴力・無抵抗主義を貫いたインド独立の父ガンジーにちなんだ建物がある。アメリカ創価大学は、開学して今年で4年が過ぎる、新しい大学だが、外観だけでなく、学内の設備や、世界各地から入学者を募る制度、少人数での授業、どれをとっても、申し分のない出来栄えである。今日は、私にとってかってない「目の正月」であった。途中、ガンジー記念棟の入り口にあるオレンジの木を私の大学訪問記念樹と命名して頂いた。根元に水をかけさせていただいた。これを機縁に、何度でもオレンジの木の生育を見届けに来たいものである。4時半になり、ポーリング博士棟にある大教室に案内された。全世界33カ国の学生がこの学校で学んでいる。ここで話すことで、私は33カ国を訪問するのと同じになる。私はこの2年間、この日を待ち続けてきた。英語のスピーチ原稿を何度も声を上げて読み返し、今日に備えてきた。まずはじめに10分間、自己紹介を兼ねてスピーチ、その後はスライドを使いながら、学生時代、しいのみ学園の50年の歩み、更には、韓国・中国での国際交流、最後に三歳児教育の大切さを話して、スピーチを締めくくった。普通であれば、これで終わりである。しかし、私は、与えられた1時間の持ち時間を10分残して、この日のために準備した2つの余興を実行することにした。健康の秘訣・・昇地式棒体操、全員に起立を促して、バトンガールよろしく三色の棒を操り、ひざ下に棒を挟んで片足立ちを披露。ため息とヤンヤの拍手を受けながら、5分間の体操をやりぬいた。最後は、日本の侍のたしなみ・・として、黒田節を舞った。地謡は、同伴の坪根さんである。和服・それも振袖を着ての、国際親善である。100歳でもここまで出来れば我ながら、上出来の一日であった。