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時差ぼけもなく、カリフルニア時間の7時に起床、例の如く冷水摩擦を始める。寒い時は、濡れたタオルが目覚ましの役目をするが、今頃になると「寝汗」を漉き取るので実に爽やかである。昇地式棒体操も励行している。柔軟体操である。剣道の構や棒を投げ上げて掴む動作は、瞬発力を呼び覚ます役割が大きい。棒を目の上に構えて、前方を睨み付けるポーズは、今日の一日を見通し、気合を入れる仕草で、己に奮起を促す。朝食は、階下のレストランでとる。日本のホテルは、高級ホテルでもほとんど「バイキング」になったが、このホテルは、メニューで選ぶ。選ぶとなると大変だ。目の前の品物を選ぶのと違い、一つ一つ文字から料理を推し量らなければならない。42年前の旅行での苦労を思い出す。ただし、今回は、親戚筋の中川さんが、同宿していて、何かと助けてくれるのでまだ不自由はない。今朝は、中川さんの勧めで、「オートミル」を注文をした。レーズンなどのドライフルーツがついてきた。ハトムギの香りがする。コーヒーも蜂蜜を砂糖代わりにして飲むことを進められた。午後2時から、創価大学創立記念講演のリハーサルを始める。15歳の時から英語を勉強してきたとは言え、アメリカ人と直接会話をしたのは、終戦後である。鳥飼に住んでいたから、長男の有道を連れて、大濠公園大学に良く通った事を思い出す。公園付近で出会う駐留軍兵士を捕まえての俄か勉強であった。従って、決して発音は自慢できない。しかし、100歳になった今も人を介さずに、直接話しかけたいのである。私は、200名ぐらいの人数であれば、マイクを使わずに講演をする。何分、通訳を介したり、マイクを通せば、聞く人の心が、逃げる・・中途半端になるからである。福祉や教育は、制度やシステムが行うのでは、成果は半減する。いやほとんど上がらない。それに引き換え、人が直接行えば、必ず良い結果が生まれる。予想もしない反響が返ってくる。私が、今回、通訳を介さずに話をする事、100歳の年齢で・・と批判を受けながらも、あえて世界を回る所以は、私の人生で、貫抜き通してきたこと、直接対話「マンツーマン」に他ならない。今日の写真は、サンタモニカ・マリゴットホテルの中庭でのスナップ。