帯状疱疹とは
強い痛みと紅斑、水疱を伴う疾患です。
神経支配領域 胸、首、顔（頭部）に紅斑、水疱が帯状に配列する。
小児時期罹った水痘（水疱瘡）の原因ウイルス、水痘ウイルスが神経節に 潜伏感染し、体力の低下、体調を崩した時などに再び活動し初めておこる。
（病状と経過）
知覚神経より病変が始まるため、強い痛み～神経痛として現れ、数日後に （ウイルスにおかされた神経支配領域の）皮膚に紅斑、水疱が出現。
通常2～3週間で治癒しますが皮疹の軽快後も疼痛だけがのこることがあります。
（これを帯状疱疹後神経痛といいます）
（治療）
○基本的に自分で治す事ができます。
○症状を軽く早く治すため、皮膚科で診てもらってください。
○早期発見・早期治療でウイルスの増殖を抑え、皮膚への炎症や痛みの重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛が残るのを抑えることもできます。
（日常生活で注意する事）
○寒さは痛みを増強させます、暖かくすることが大事です。
○重労働は止め、安静、規則正しい生活。
○食事は制限はありません偏食のないようにしてください。
○水疱が破れていなければ自宅の風呂は構いません。
○この病気は他の大人に移すことはありません、水痘に罹っていない子供さんと 一緒に生活している場合、抱いたり、一緒に入浴はやめてください。
○一度罹るとホドンとの場合二度とかかりませんが、まれに再度かかることがあります。
頭部の疾患で重症になると失明になることがあります。
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