2016/12/26
V・ファーレン長崎を応援してくれているみなさまへ。
今回、名古屋グランパスに移籍する事を決めました。
この移籍は中途半端な気持ちではありませんし、次のシーズンは名古屋グランパスで、絶対得点王になってJ2で優勝してやるという気持ちを、もうすでに持っています。
でも、長崎への気持ちはそんなに簡単に消えることはありません。
それだけ濃く、嬉しい事も悔しい事もたくさんあった1年でした。
なので少し長くなりますが、この場を借りて『V・ファーレン長崎』に感謝の気持ちを書きます。
今年の1/11の11:11に始動しました。
最初は不安もありましたが、梶川諒太という素晴らしい人に出会えたので、すんなりチームに溶け込む事が出来ました。
3部練が始まって、砂浜ダッシュや雪が降る中、階段ダッシュをしたのが、きつすぎて忘れられません。
プライベートな事ですが、婚姻届けも諫早市役所で提出させてもらいました。
プロ初のハットトリックや、17得点というチームの歴史に名を残せたことを本当に誇りに思います。
この移籍に関わってくれた丹治強化部長、高木監督含めチームのスタッフには本当に感謝しています。
試合中練習中は生意気で文句ばかり、普段は時間にルーズな自分を受け入れてくれた長崎の選手たち、ありがとう。
そして、V・ファーレン長崎のサポーターのみなさま。
今年は結果が出なく、悲しい思いばかりさせてごめんなさい。
結果が出ない時も前を向いて頑張ろうと言ってくれた言葉で自分たちは頑張れました。
自分は長崎を離れますが、このチームや選手を変わらないあたたかさで見守ってください。
どの立場から言ってるんだと思われるかもしれませんが、それだけV・ファーレンの事が好きになりました。
セレッソやトリニータも、もちろん好きですが自分は『長崎の永井』そして、『長崎の大砲』として、胸を張って名古屋に行きます。
そして、長崎という町も好きになり、色んな所に行きました。
福山雅治さんのクスノキの歌詞にも出てくる片足鳥居。
入場の時にみなさまが歌ってくれた事、忘れません。
ここに書ききれないぐらいの思い出がこの1年で出来ました。
でも、ただの思い出にしないためにも絶対に名古屋グランパスで活躍します。
そして、みなさまが「長崎にいた永井だよ」と自慢できる選手になる事が1番の恩返しになると思っています。
最後にもう一度感謝の気持ちを言わせてください。
V・ファーレン長崎に関わるすべてのみなさま。
本当にありがとうございました!
龍