5月15日(日)。
実は結婚記念日。
だからと言って、特別に何かある訳じゃないが。

“最初から『趣味の私用』ありき”
の夫だから。
(日)は、朝から1日出かけている。
子供達3人の世話は私がして当たり前!という感覚なので、
朝から何にも告げず、勝手に出かける。
昨日まで高熱が続いて弱っているであろう妻の体のコトなどお構いなしだ。
まさに“最初から『趣味の私用』ありき”の人なのだ。

結婚記念日について、こんな事をしよう…などと、私から提案すれば、案によっては協力してくれるだろうが、
暴れ盛りの末っ子の相手を1日しながら、長女の動向を確認し続ける、
今の私には疲労困憊の1日であり、結婚記念日どころではないのだ。

夫の姿勢に対する苛立ちは、
「私が癌や抗癌剤できついのだから、もう少し介護に関わってほしい。
日常の身体的精神的負担を減らしてほしい。」
と、夫に介護という自己犠牲を求めているからなのだろうか。
それとも、単純に身勝手な夫が悪いのか。

だが、どんな状態であれ、子供達の傍で時を過ごせる今。
この幸せに、絶対感謝しなければ。
私の体が自由にならなくなる日が再び訪れたら、今の日々は、黄金色に輝く大切な思い出になる。

押しつぶされそうなくらい沢山の不満やストレスもあるが、
そのことばかりに目が向いてしまって、今この時の幸せに気づき感謝する心、忘れないようにしたい。
アト45年。

221日目