5月10日(火)。
ハーセプチンのみ23回目。
そしてCT。

さあ、CTを撮る日がやって来た。
これで何回目かな。
2年前?初めて体験した時は、造影剤の影響で、体が急にカァ~ッと熱くなって、とてもビックリした。
2回目3回目くらいまでは意識して数えていた気がするが…。

CTの結果が好転しているコトが、勿論理想だが。
多分、無理なのだろう。
これまで、私が体の不調を訴えても、
「様子をみてみましょう。」
と次回の診察まで判断を延期されたり、
「検査の予約を入れます。」
と言ってくれたかと思えば、検査日はかなり先のコトだったり。
いつも対応がゆっくりし過ぎている、と思っていたのに、
今回は4月26日(火)の診察をして直ぐ、脳神経外科の専門病院の予約を翌日にとってくれたり、その翌日28日にCTの予約をとってくれたり。
私が脳腫瘍の治療の為、緊急に入院したら、直ぐに次回の診察日に合わせてCTの予約を変更してくれた。
こんな素早い対応、あまり記憶に無い。

進行している。
担当医には、確信があるのだろう。

だとしても、私にはどうするコトもできない。
私自身の体のコトなのに。
一週間後、このCTの結果を解説されて、落ち込むのはわかっているのだけど。
救いは、今の私自身に顕著な痛みや不調が無いことだろう。(目は相変わらずだけど。)

だから、今はなるべく気にしないようにする。
まだ結果を告げられた訳じゃないから。勝手に気にして落ち込んだ気持ちで過ごすのは、勿体ないと思うから。

初めての抗癌剤治療の為入院した時知り合ったHサン。
庭に生ったさくらんぼを沢山持って、病院に会いに来てくれた。
嬉しい。
2度ほど高価な海産物も送って下さっている。贈り物が嬉しいというより、私を思って下さるその気持ちが、本当に嬉しい。
家に居ると、荒んだ気持ちを味あわされるコトが多いから、Hサンのような方達の優しさが心に染み入るように嬉しい。

私は、どんなお返しをしていいのかわからない。
でも、まだ再発をしていないHサンにとっては、私が元気に生き続けているコトこそが、力になるのではないだろうか。

生きますよ。まだまだ。
アト45年生きる、と毎日念じているのだから。

216日目