vs 横河武蔵野FC | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs 横河武蔵野FC

アウェイ西が丘での横河武蔵野戦。

スコア以上の力の差を見せつけられ完敗。とにかくやってるsoccerの質、完成度が全く違う大変残念なゲームだった。

相手チームはキチンと狙いを持ってsoccerをplayしていた。ただロングボールを蹴る訳ではなく、しっかりボールを引き出し角度をつけて、前線にボールを入れ中盤がサポートし展開していく。
確実に戦術の上で成り立っている展開、攻撃になっていた。

FC琉球。相変わらずの課題ではあるが、とにかくボールを保持する時間が少なく、ゲームを支配する事が出来ない。
世界のtopレベル、例えばバルセロナの中盤の選手あたりになると一人あたり平均100本あたりのパスを供給し成功率は90%を超える。
琉球の選手のパス供給数はおそらく中盤の選手で一人あたり30本程度。成功率は60%あたり。これでは正直厳しい。

ボールポゼッションの意味を正確に理解し同じ理解度で皆が“共鳴”しなければ、ゲームを支配出来るまでのポゼッション率には中々ならない。
時間とスペースが制限される現代soccerにおいて、時間を作れてタメを作れる選手が重要になるし、スペースを見つけ出し飛び出せる選手、パスを出せる選手が必要となる。
現況では、このあたりは削除した形で、ディフェンスからのカウンター狙いがチームのコンセプトになっている。
神様仏様森本様が好セーブを連発し、ディフェンスの柱であるユウキを中心に90分守り切り、シュンタ、ガナ、ゴンあたりがカウンターからゴールを決める事が出来れば勝ち試合になる可能性はある。

明日の対戦相手であるブラウブリッツ秋田。
前期アウェイ秋田で戦った時の前半はお見事な完璧なsoccerだった。相手チームながら素晴らしきsoccerに久々感動させられた。
元琉球監督でもあるジョージさんとの再会含め明日は実に楽しみなゲームだ。



最後に恩師.吉武監督率いるU17日本代表の話を少々。
ヨーロッパチャンピオン.ロシアとの開幕戦、ポゼッション率65%超えて見事勝利。早速電話で色々話したが、いつも通りのブレる事なきsoccer論だった。
常識を打ち破る吉武magicに期待したい。


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