vs ホンダロック& 天皇杯沖縄県予選決勝 | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs ホンダロック& 天皇杯沖縄県予選決勝

久々のblog更新。

スケジュールがハードな事、また考える事案が多い事、等々で随分とblogご無沙汰でした。


その間に行われたJFL.ホンダロック戦、天皇杯沖縄県予選決勝.KAIHO戦。
自分自身、ボランチに入って出場した分、少し後方から冷静に戦況を見る事ができ、チームが抱える問題点が明確に見えた。

色々と課題、問題点はあるが、とにかくlevelの高いsoccerをする為には自分達でボールを支配しゲームの主導権を握らなければならない。
個人個人の判断を早くし、ボールを持って考える時間を少なくしなければならない(意図的にボールをkeepする、仕掛けていくドリブルは別として)。

距離感を良くする為にFWからDFをコンパクトに保たなければならない。そしてサイドを有効に活用しサイドチェンジを活かしながら崩していかなければならない。

ボールを支配しゲームの主導権を握る為に更に大切なのは“リズム”。実はこれがかなり重要。
重要ではあるが“リズム”の意味を理解出来る選手はなかなか少ない。
“リズム良くプレー”と言われて簡単にimage出来るものでもないし、プレー出来るものでもない。感覚によるところが大きいし、所謂“センス”という事になる。
“リズム”の意味を理解出来る選手(センスある選手)が数人揃うと必然的にポゼッション率が高まりゲームの主導権を握る事が出来る。


天皇杯沖縄県予選決勝。
正直どちらが格上なのか全くわからないゲームだった。負けて本戦出場の切符を逃してもおかしくないゲーム。
相手は週3回しかトレーニングが出来ない社会人チーム、琉球は毎日ハードにトレーニングを行っている。
情けなく残念な事に、きちんとsoccerをしていたのは相手チームだった。


毎回毎試合問題点を分析し、改善していかなければならない。現にバルセロナ、バイエルンなどはトレーニングからビデオカメラで撮影し毎回問題点を見せて改善している。
その場しのぎではなく、志高く情熱持って“謙虚”にsoccerと向き合わなければ向上は無い。
琉球にもアイデアを持った可能性高き選手はいる。後は如何に互いのリスペクトの元、気持ち良くプレーし、自己犠牲心を持ちチーム(仲間)の為に戦えるか否かの問題だ。


大変有難き事に、県予選決勝は忙しい中、ラモス会長がわざわざ観戦に訪れてくれた。
また沖縄にてビーチsoccer日本代表合宿があった事もあり、久々数日間ラモス会長とご一緒させて頂き色んな話をさせて頂いた。
topレベルのsoccer観を持ち、日本のtopに君臨するラモス会長に自分自身のsoccerを評価して頂ける事は有難い限り。
琉球のsoccerについても実に見事な分析で的確な指摘を頂いた。
やはり見る人が見たら一目瞭然。
試合から数日後、ビーチ代表キャンプ訪問に伺った際に琉球の選手達に的確な指摘、アドバイス、心ある言葉をかけて頂き激励して頂いた。本当に有難い。
「見てる人は必ず見てくれてるし、わかってくれる人は必ずいる。信じて頑張れ」という最後の言葉は皆の心に響いたようだ。改めて感謝したい。


明日から天皇杯本戦がstartする。
ヴェルディ、フリューゲルスと過去2回、決勝の国立の舞台で戦った。
特に最後優勝してチームが消滅したフリューゲルスでの天皇杯決勝は今でも鮮明に記憶に残っている。


叶うモノならば…
もう一度奇跡を起こして心ある琉球のmemberで再度国立のピッチで戦いたい。


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