vs カマタマーレ讃岐 | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs カマタマーレ讃岐

ホームでのカマタマーレ讃岐戦。

お互いに“守ってカウンター”という戦術を用い、結果は2-1琉球の勝利。

全く同じ戦い方をする両チーム。正直どちらが勝ってもおかしくないゲームではあったが、確率の低いミドルシュートを打たず、サイドチェンジを使い有効的に崩しにかかった分だけ若干有利にゲームを進める事が出来た。
しかし間違いなく僅差での勝利。
相手攻撃陣に木島クラスの選手がもう1人いて中盤に高いクオリティでチャンスメーク出来る選手がいたらゲームは違った結果になっていたかもしれなかった。

現在の順位だけから判断すると、格上のカマタマーレを格下の琉球が破り大金星という事になる。
これはこれで現況では素晴らしい事なのかもしれない。
あくまでも現況では...。

来シーズンの勝負の年には琉球は格上の立場に君臨してなければならない。
常に主導権を握りゲームを支配し相手を圧倒し勝利していく絶対的なチャンピオンチームとならなければならない。
そしてチャンピオンチームのみに存在する“勝者のメンタリティ”を持ち合わさなければならない。
チャンピオンチームに存在する選手達は試合前から既にメンタル的に格上であり勝者である。(過信ではない自信に溢れ勝利に貪欲である)

“クオリティの高い選手”が責任感を持ち各々の仕事(役割)をキチンとこなしていく。大人のチームへと更なる成長をしていかなければならない。

来シーズンを見据えた上でのJFL2013シーズン後半戦。
猛暑の中、皆の頑張りもあり勝ち点3を積み重ねている。
成長過程に於いて結果と内容の同時追求はなかなか難しい。
確かに難しいミッションではあるがJ2→J1と目指すチーム、プロである以上そして現在の琉球の置かれてる立場を考えると結果と内容の追求にチームで全力で取り組まなければならない。

目先の勝利に浮かれる事なく、謙虚に課題を修正していき、シーズン最後に優勝という形でチャンピオンチームとして皆で最大限喜びを分かち合えたら素晴らしい。

自分自身のプロ生活、リーグ戦で勝ったくらいでは全く喜ばず、常にチームに檄を飛ばし喝を入れていたラモス会長を間近に(お手本に)見ながら育ってきた。
後にも先にもラモス会長以上のプロ魂を持ち合わせてる人は見た事がない。
確かに若い頃はそんな厳しいスタンスのラモス会長をみて時折不思議に思えた事も多少あったが、自分自身優勝の懸かる試合、シーズン、厳しい戦いを幾度となく経験していく中でラモス会長の姿勢、気持ち、考えが重々わかるようになり理解出来るようになった。

プロの本当の厳しさがそこにある。

カテゴリーはどうであれ、プロ選手である以上、ラモス会長から教えられ20年間で培ってきたプロ魂は永遠に持ち続けていきたいと思う。


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