クラシコ | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

クラシコ

JFL佐川印刷戦の事をUPしようと思っていたが…


夜中にクラシコを見て、改めてSOCCERの楽しさ、面白さを思い出したので、こちらを先にUPしたいと思います。

バルサとレアル。お互いのStyleを貫き存分に力を発揮し、両エースが2GOALを決め、引き分けるという大変に見応えのある試合だった。

個人的にはやはりバルサのSOCCERが好きだし面白かった。
やっぱりポゼッションに対する“拘り方”が違う。
サイドを崩しても簡単にクロスを上げる事をせず、そこから更に崩していく事も多々あり、また中盤での独特なボールの動かし方、ダイレクトを使いリズムを変え、ドリブルで局面を打開して中央を数人のコンビで崩していく。
とにかく他チームとは“テンポ”が違う。
バルサ特有の“リズム”がある。
これこそが実はポゼッションの鍵となる。


最近色んな人間が色んなところでポゼッションという流行りの言葉を使い、バルサのようなSOCCERをと口にはしているが、実際本当に拘って徹底してやってるのは数少ない。

本当に真剣に拘ってやるには、まず共通理解と共通意識、そしていわゆる“テンポ”が合う選手がピッチに揃わないとバルサのようなSOCCERは難しい。


一昨日惜しくも決勝でPK負けし、アジア準優勝となったU16吉武JAPAN。
吉武監督はあくまでも「バルサを目指してる訳ではなく日本人の良さを活かして効率良く理想的なSOCCERを目指して追求した形」と言うポゼッションに拘る独特なSOCCER。
昨年のU17WORLD CUPでBEST8となり世界を驚かせFIFAからバルサのような素晴らしいSOCCERと絶賛された吉武監督独自のSTYLE。
実際に強化合宿中のトレーニングも見学に行ったがトレーニングMENU、ポゼッションに対する徹底度が全く違っていた。
何度もプレーを止めて常に数的優位が作れるサポートの位置を指示しボールの運び方、回し方を徹底して細かく指導していた。

今回のアジア最終予選でも、来年のU17WORLD CUPの出場権を獲得する結果を出しているにも関わらずポゼッション率が低く目指しているSOCCERに達していないと全く満足しているかんじは無かった。

準々決勝の内容が良くなかったという事で準決勝はスタメンのほとんどを入れ替え戦い大勝している。恩師でもある吉武監督は昔から人心掌握術にも長けている。

吉武先生とのSOCCER談義は常に斬新的なアイデアがあり話が尽きる事が無い(笑)


クラシコのバルサを見て、改めてやはり拘らなければ理想的なSOCCERは出来ないという事を再認識。
レアルの2GOALも見事な崩しだった。
こんな試合を見せられた観客は必ずまたスタジアムに足を運ぶ。
闘い“戦”でもあり、素晴らしき最高のエンターテイメントだ。



日々色々と思う事が多い。
己の身の保身に必死で惨めで哀れな有り得ない行動を陰でコソコソやっている人間の存在が本当に理解出来ない。


純粋にSOCCERを楽しみ、心あるMEMBERで高みを目指し理想的なSOCCERを追求していく事しか頭に無い。


バルサvsレアル。世界が注目する凄まじいプレッシャーの中、厳しく激しい試合の中にも時折笑顔がある。
ピッチの中でSOCCERを楽しみ喜びを感じてる瞬間だと思う。


JFL.FC琉球。GOALした後以外に笑顔は無い。


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