会長来沖 | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

会長来沖

今日は朝からゲーム形式のトレーニング。
紅白戦を行ったが、残念ながらシーズン当初からの課題は、まだまだ改善出来てはいない。
相手チームに前線から(ディフェンスラインに)プレスをかけられると途端に混乱してしまう。
幸いここ2試合、SONY、栃木は前線からプレスをかけてこなかったので、課題が浮き彫りにはならずディフェンスラインからボールを繋ぐ事が出来た。

そしてもう一つの課題、プレスをかけられて混乱が生じるとカウンターのみの攻撃になってしまう事。

課題の修正は、確かにそう簡単に出来るものではない。
しかし自分達のSOCCERに自信を持ち、やり続けるしかない。
成長してる選手もいるし向上してる選手もいる。
向上しようと意識改革してきてる選手もいる。


守備は組織力の向上で、ある程度までは修正出来るが、攻撃は、突き詰めていくと個の才能、センスが重要となってくる。
“共通理解”のもとで各々個の才能が発揮出来てくると多彩な攻撃が出来る。


まあ、更に詳しい話は明日にでも改めて栃木戦の感想含めてUPしたいと思う。


夜はラモス会長と会食。
近況報告、チーム状況等々色んな話をさせて頂き、また色んな話を聞かせて頂き大変有意義な時間を過ごす事が出来た。
プロ選手として日本のTOPで41歳までプレーしたラモス会長。
会長がプレーしたLEVELには到底足下にも及ばないが、光栄な事に同じ歳までピッチに立つ事が出来ている。

実際に41歳でJ1のTOPレベルでプレーしてきたラモス会長の言葉には全てに重みがある。

常日頃から心ある気遣い、コンディション調整方法等々有難きアドバイスの数々、心から感謝したい。



心ある偉大な大先輩の存在があれば、呆れて言葉も失うような哀れで惨めな行動を陰でコソコソやってる大人もいる。
怒りを通り越して呆れ果てるばかりで残念だ。

詳細は改めてUPしたいと考えてはいるが、同じ人間として本当に理解不能。


基本的にピッチでは、日々、チーム力の向上しか頭に無い。
仲間を集めて云々等々…はっきり言って何の興味も無い。

年齢、立場に関係なく、一人の人間としてリスペクト出来る人間はキチンとリスペクトする。
その人の“本質”しか興味が無い。


プロの厳しさを知る人間の一人として、どんなカテゴリーであっても、SOCCERにおいては常に真剣に向き合いたいし向き合っている。真剣だからこそ腹が立つ事がある。
FC琉球、JFLというカテゴリーでありながら榊原オーナーの多大なる尽力のおかげで他チームよりも、かなり恵まれた環境にある。

傷の舐めあいをするのではなく、お互いがプロとして、チーム力が向上する為に切磋琢磨し意見を交わし合えばいい。

自分が育った読売クラブ、ヴェルディは、まさにそんな組織で本物のプロ集団だった。
“常に皆が真剣だった”。
今でもプロチームの自分の基準は、当時の読売クラブでありヴェルディだ。


己の身の保身のみを考える、器の小さい人間の存在は本当に残念だ。



そんなの無理だろ。と例え人に笑われても、バルセロナのような最高峰の理想のSOCCERを追求し目指していきたい。

心ある人間、仲間と、同好会でも部活でもない、“本物のプロ集団”を目指したい。



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