会長来沖。 | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

会長来沖。

昨日、ビーチSOCCER日本代表合宿で来沖中のラモス会長に挨拶に伺わせて頂いた。

チーム状況、近況報告等色んな話をさせて頂き大変有難く有意義な時間となった。

いつも思う事ではあるが…

長きに渡りMr.読売(ヴェルディ)として読売クラブを引っ張り、ヴェルディという最強チームを築き上げ、日本SOCCER界の頂点に君臨し続けたラモス会長。
現役時代から、そして今も変わらず、どんな人間よりもSOCCERを知り尽くしている。
とにかく全ての言葉に重みがあり色んな分析が見事に的確だ。
そして話の内容が常に高いLEVELの話なので、聞いてる自分が勉強になる事ばかり。
現役時代は勿論の事、監督になってからも、例え試合に勝利しても内容が酷いと一切の妥協を許さず怒りを露にしていた。
プロの世界、また勝負の世界の“本当の厳しさ”を知っているからこその姿勢だった。

そんな厳しさの一方、誰よりも仲間思いで人情味に溢れ、義理人情に厚い。
だからこそ信頼され人望も厚い。

たいした修羅場をくぐってきた訳でも無く、口先だけで偉そうな事を言い、器の小さい人情も無い人間が多い中で、ラモス会長のような存在は本当に貴重に思う。


FC琉球に関しても、10年前チームを立ち上げた創始者として、スポンサー獲得の為に各方面に御願いをし、身銭を切って選手達に小遣いを渡していた。
ラモス会長、そして数年前チーム消滅の危機を救ってくれた最大の恩人である榊原オーナー、この2人がいなければ今、琉球は存在しない。


プロの世界で生きる厳しさを継承させて頂いた1人として、とにかく妥協を許さず高い志を持ち続けて頑張っていきたいと思う。



楽しみにしていたバルセロナvsレアルマドリードというCL決勝が無くなった。
バルサは、いつも通りの完璧なSOCCERを展開しながらも、守備を固めてカウンターという面白みの無いSOCCERのチェルシーに敗れた。
レアルは激戦の末、PKでバイエルンに敗れた。

勝負は時の運。ましてやCLの準決勝ともなると運が左右する割合は高くなる。
バルサは魅力溢れる完璧なSOCCERをしていたし、レアルも変わらぬSOCCERを展開、チェルシーも面白みは無いが守備を固めてカウンターというSOCCERに拘り、バイエルンも自分達のSOCCERを展開。
とにかく各々のチームのSOCCERに全くのブレが無い。
それぞれのチームがSTYLEを貫き、高いLEVELでの真剣勝負に人々は感動し魅了される。


最後のPK合戦を正座し見守るモウリーニョの姿に改めて彼の人情味をみて感動した。


チェルシーvsバイエルンというFINAL。
個人的には残念な結果になってしまったが、とにかくCHAMPIONが決まる一戦を楽しみに観戦したいと思う。


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