vs HONDA FC | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs HONDA FC

1-2。
結果だけをみると惜しかったようにも思える。
しかし内容はスコア以上に完敗。
相手にボールを支配され続け、ほとんどの時間をディフェンスに費やす90分だった。
試合後ロッカールームでDFのユウキ、小寺あたりは熱中症で倒れていた。
献身的な頑張りに頭が下がるし気の毒で仕方ない。
対するHONDAの選手は笑顔を浮かべて、ダウンのジョギング。
90分戦った末の、わかりやすい結果がここにある。
相手にボールを支配され続けてるかぎり、常に後手となり、ひたすら走らされる。
自分達主導でゲームを進める中で走るのとは疲労度、メンタル、全てが違ってくる。

だからゲームを支配する必要があるし、ゲームを支配する為にボール支配率を上げる必要がある。


U-17WORLDCUPから帰国した恩師.吉武先生(監督)と早速電話で話したが、やはりSOCCER理論は完璧だったし頷ける事の連続だった。

まず、自信の無いチーム、選手はディフェンスLINEを下げる。結果中盤が間延びしボールも奪えず、ボールも効率よく回せない。
怖がらずLINEを高く保ち中盤をコンパクトにすればプレスもかけやすくボールも奪いやすい。

ボール支配率を上げる事。
ボールを回すには“立ち位置”が重要。ボールを受ける側の立ち位置は勿論重要だが、それ以上に重要なのはボールを出す方の立ち位置。要するにボールをコントロールする位置、ボールを動かす(運ぶ)位置(場所)が決め手となる。
そしてパスの強弱。
特に“立ち位置”の話は非常に頷ける内容だったし説得力があった。


その他諸々、吉武先生(監督)との電話Meetingの内容、まだまだ書きたい事はヤマほどあるが、また改めて書きたいと思います。


とにかくブレずに信念持ってやり続ける事。
やはり、これが全てだ。


吉武先生も約2年かけて世界ベスト8に進出出来るチームを作った。
過程には色んな苦労は勿論あったとの事。
上手くいってない時は批判もあったと思う。

そんな中、信念持ってブレる事なくやり続けた結果がベスト8だ。

我がFC琉球はどうだろう?


JFL優勝という明確な目標がある。
そしてJ2に昇格しJ1へという明確な目標がある。
沖縄県のシンボル、沖縄県民が誇れるチームとなりえる可能性がある。


共鳴出来る選手達で琉球のSOCCERというものをしっかり構築し作り上げていけたらなと思う。


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