vs 横河武蔵野FC | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs 横河武蔵野FC

アウェイ武蔵野市でおこなわれた横河武蔵野戦。

結果は2対1勝利。

この勝利と翌日日曜日の他会場の試合結果により、天皇杯JFLシード権を確保する事が出来た。
この事は素直に良かったと思う。天皇杯という舞台で琉球のSOCCERの力を計る事が出来るし、ぜひ琉球旋風を巻き起こしたいと思う。
沖縄という土地柄、JのLEVELの高いチームと頻繁にトレーニングマッチを行えない事が大きなハンデだ。
頻繁にLEVELの高いチームとトレーニングマッチが行えると、ピッチ上で身をもって上で通用するSOCCERが理解出来ると思う。
実際に高いLEVELのSOCCERを経験するか対戦し体験しないと本当の意味での高いLEVELのSOCCERというものが理解出来ないところがある。

天皇杯。今から楽しみだ。


そして今回の武蔵野戦。
内容的には、まだまだ満足出来るゲーム内容では無かったが、チーム全体の一体感は高かった。
勝負に拘る為には一体感は欠かせない。皆がチームの為、仲間の為に戦う気持ちを持ってピッチに立つ事は実に重要だ。


課題としては、やはりボール支配率。まだまだボール支配率は低いしミスが多い。
ボール支配率が低くミスが多いから相手にカウンターのチャンスを与えてしまう。

選手間でボールを繋ぐ意識は高まりつつある。
あとは効率的なボールの回し方を皆の共通意識の中で高めていき、そして支配率を上げゲームを自分達でコントロールする事を完璧に出来るようになれば更にチームは良くなると思う。

武蔵野戦で初先発したアニヤ(ユン)も良かった。特に前半は、ほぼ完璧だった。
後半になり足が止まり前でボールを奪えなくなった事、裏のスペースのカバーが出来なくなった事は次への課題として本人が努力し改善していけばいい。
特に改善すべきは裏のスペースのカバー。
JFLチームの攻撃の主流、ディフェンスLINEから裏のスペースに放り込みフォワードが飛び出しゴールを狙う形。
今回の試合でも後半相手は徹底して裏に放り込んできた。
主に琉球の右サイドの裏。
基本的に賢いセンターバックであれば単純に放り込んでくるボールに対し、自分の予測で判断しサイドバックの裏をカバーしてボールを奪う。
実際、小寺とユウキのコンビだと右サイドの裏のスペースを放り込まれてやられる事はほとんど無い。
若く経験の浅い選手は試合で自信持ってTRYし、ミスをしながら学んでいけばいい。
皆そうして上手くなる。

問題はSOCCERを学ぶ姿勢があるか課題を克服する為に努力する向上心があるかどうかだ。

前半素晴らしいパフォーマンスを見せてチームの勝利に貢献したアニヤの更なる成長を期待したい。

FC琉球、皆の頑張りで首位をキープしている。
しかしまだまだシーズンはこれからだ。

質の高いSOCCERを追求し結果にも拘り、JFL優勝という今年の最終目標に向かって頑張っていきたいと思う。


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