2010 WorldCup開幕

待ちに待ったWorldCup開幕。

早速開幕戦をテレビ観戦したが、やっぱり面白い。
メキシコのSOCCERは我々日本がお手本にしなければならないSOCCERだと思う。昔バルセロナ五輪代表チームでドイツ遠征中、メキシコ代表チームと戦った時に感じたボール回しの上手さ、個人で局面を打開していく技術、試合運び等々…
今日の試合でも随所にメキシコらしい上手さが出ていた。
日本に於いて、LEVELの低い選手、チームでは横パス横パス、バックパスで前に蹴るという展開が多いが、メキシコのようにLEVELの高い選手、チームでは横パス横パスから縦へのパスが必ず入り、その縦パスを失う事なく味方へ繋ぐかシュートまで持っていくプレーが多い。そして必ずLEVELの高い選手はダイレクトのプレーが入る。
更に前にスペースが出来たらドリブルで前へ仕掛ける。
まさに今日のメキシコのSOCCERだった。

対する開催国.南アフリカ。
ぜひ岡田監督に参考にしてもらいたい試合運びだった。
メキシコにゲームを支配されボールをキープされる中、ディフェンスラインとボランチでしっかりブロックを作り、ボールを奪ってから10番に渡してからのカウンター攻撃。
さすがはWorldCup優勝監督のパレイラだなと思った。

おそらく日本代表も対戦国にゲームを支配される展開になるだろう。相手チームは勝ち点3を計算して試合に入ってくると思うから攻撃に人数もかけてくると予想出来る。
そんな展開で今日の南アフリカのように、まずはしっかりブロックを作って守りカウンターしか勝ち目は無いと思う。

ただそうなった時に必要な選手となると裏に飛び出せるFW。
そして決定的なスルーパスを出せる選手が必要だ。

今の代表で考えると…
FWに森本、玉田、岡崎あたり。
スルーパスを出せる一番手は俊輔だと思うけど…

本番間近、岡田監督の采配に期待するしかないし、代表選手達の本番での意地に期待したい。


ただ一つ思う事は、やはり本気で日本がBEST4を狙う為には個の能力UPしか道（方法）は無いと思う。
開幕戦を戦った両国の選手は皆、世界のTOPクラブで活躍している選手だ。

どんな戦術を持ってきても優れた監督が来たとしてもSOCCERに魔法は無い。
結局試合でプレーするのは選手だし個の力が高くなければ、出来るSOCCERには限界がある。


世界最高峰の戦い、WorldCupを見て改めてそう思うし、まだまだ我々日本人はSOCCERを学ばなければならない。


2010.南アフリカWorldCupを多いに楽しみながら“SOCCER”を学んでいきたいと思う。


《写真はSOPH清永代表から頂いた日向小次郎Tシャツ。翼、小次郎みたいな選手がいれば日本のBEST4もあり得るだろう(笑)》


追伸.来週14日(月)日本代表vsカメルーン代表戦。お世話になってる知人が日本代表応援NIGHTを開催するとの事で自分も当日テレビ観戦のGUEST解説で参加する事になりました。
ぜひ皆さん一緒に観戦して日本代表の健闘を祈りながら応援しましょう！


『日本代表応援NIGHT』
【日時】2010年6月14日（月）22:30～試合終了
【場所】六本木「F1 PIT STOP CAFE」　http://www.f1pitstopcafe.co.jp/
【電話】03-3587-1950



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