Dunga's message | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

Dunga's message

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今日は朝から沖縄.チームグランドにてフィジカルトレーニング。その後9対9の実戦トレーニング。いつもの事だが、とにかくあり得ないくらいパスが繋がらない。ミスをする選手は決まってきてるし、とにかく情けない現状。まあしかし個人の技術は急には上手くならないし向上心のない未来のない選手に言葉をかけるのもアホらしい。自分で目覚めて意識を変えるしか方法はない。
それぞれチームと契約を交わしプロ選手という肩書きを名乗るだけでサッカーは上手くならない。
そこから向上心を持って色んなものを犠牲にし全てをかけてやっていく選手しか生き残れない世界だという事に早く気付いてもらいたい。
下手くそなら下手くそなりにチームに貢献出来る何かを探さなければならない。
極論をいうと下手くそはとにかく走ればいい。
これだけでも大切な戦力だし貴重な選手になる。

現にひた向きに頑張ってる選手もいる。
いつか結果は出ると思うし、更にいうと結果を出すまでの過程こそが成長の証だ。
JFLだからとか環境が変わればとか低いレベルの言い訳を並べてる奴らに未来はない。
チーム力向上の為、1人でも多くの選手が目覚めて意識を高く持って取り組むようになってほしい。

日刊SPORTSにブラジル代表Dunga監督の貴重なメッセージがあった。
日本サッカーそのものがぬるま湯だと言う。
現役時代をジュビロ磐田で過ごした彼だからわかる事だし言える事だろう。
Dungaとは何度か対戦したが対戦相手として勿論恐い選手であったが、彼のチームメイトに対する怒り方が半端なかった。下らないミスをする選手を蹴り飛ばしていた。それも公式戦の試合中だ。
そんな彼のピッチ上での厳しい指導の中で俊哉、浩、奥、福西などは成長しジュビロ磐田の黄金時代が訪れたと思う。
今やブラジル代表監督として当初の批判を見事に跳ね返し結果を出した彼の日本サッカーに対するメッセージは実に重い。
確かにぬるま湯的な要素はあるし誰かが勇気を持って現状を打開しないと世界のTOPとの差は縮まらない。

彼のメッセージで俺自身も自分を見つめ直し高いレベルのサッカーを忘れないようやっていきたいと思った

まだまだ書きたい事はあるが…
明日も朝からトレーニングなので今日はこのくらいにしておきたい

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