vs ゼルビア町田 | 永井秀樹ブログ『Wander of This Life』 Powered by Ameba

vs ゼルビア町田

0対1。
前半は互角の内容に近い戦いだった。
しかし決定機を一度作られ決められた。
課題はまだまだ多いし相変わらずミスが多い。ただ…選手は一生懸命には戦ってると思う。
しかし琉球の選手が一生懸命に戦うのと同じくゼルビアの選手も同じように一生懸命に戦う。
お互い一生懸命に戦う試合で差が出るのはやはり技術の差だ。
ボールコントロール、パスの精度、フィニッシュの精度等で試合の勝ち負けは決定する。
ミスが多ければ多いほどディフェンスに回る時間が長く劣勢になってしまう。
素人から見たらひたすらディフェンスを頑張り奪ったボールを前線に放り込み突撃していくような、くだらないサッカーの方が頑張ってると評価し納得するのかもしれない。
もしサッカーとは、そんなものならバルセロナもレアルもインテルもブラジル代表も、そのようなサッカーをするだろう。
間違いなくTOPレベルのサッカーでそんなくだらないサッカーをやるチームはない。
JFLだから… そんなサッカーでも良いのではと思う人もいるのかもしれない。
Jを目指さないチームならそれもありだろう。
我がFC琉球はJを目指している。
だから今のうちからレベルの高いサッカーを目指さないといけないと俺は思う。
プロ選手である以上、というよりアマチュア選手でも試合とは、ある意味戦いだし気持ちを持って戦わなければならない。
当然の事だ。

プロ選手である以上、結果に対する批判は仕方がない。
負けて評価される世界ではないしチームは勿論、俺自身も批判は受けるし、あるLineまでは誹謗中傷も仕方ない。そんな世界で17年間戦ってきたから今更動じないし真摯に受け止める。勝った時には祝福され負けた時には批判される。これがプロの世界だから…
確かに結果が全ての世界だ。しかし長くプロで戦ってきた経験からいうと結果に辿り着くまでの過程が最も大切だということ。
その過程を怠けたり手を抜いたりしてるといつまでやっても絶対に結果は出ない。
人間の成長過程において試練は必要だし試練が人を成長させる。

後半は相手の足が止まった事もありうちのチームが攻め込む時間が多かったがGOALを奪う事が出来なかった。

悔しい敗北。
この悔しさをどこにぶつけていいのか複雑だが… 前を向いてやるしかないし戦うしかない。

チームは成長しなければならないし個人個人も上でやりたければ成長しなければならない。

俺は絶対に諦めないし戦い続ける。
最後に遠く沖縄からわざわざ来てくれて最後まで応援してくれたサポーターのみんなには心から感謝したい。


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