nagamのブログ-twitter
Twitter が流行している。

私は約半年前にアカウント を作ったが、面白さがわからず、しばらく放置していた。
しかし、今年の11月19日に Bridge2009 に参加したのがきっかけで、
Twitter を積極的に使い始めた。

本格的に使い始めて、約2週間。
Twitter に関しては、いろいろ語りたいことがあるが、今日は

大学の講義で、Twitter は使えるのか?

について、考えてみたい。


講義で Twitter を使う利点をまず考えてみると、次の3つがあると思う。

  (1) 講義の質問を Twitter 上で受けることにより、質問とその回答がオープンになる
  (2) 学生が講義の要点を140字にまとめて投稿することにより、授業がオープンになる
  (3) 学生同士、学生と先生のコミュニケーションが取りやすくなる。


オープンであることの利点は、情報を皆で共有できるということだ。
その場にいなくても、ネットがあれば講義内容をある程度つかむことができる。
また、コミュニケーションの取りやすさによって、学生の授業に対する
モチベーション・興味を高めることができる。
さらに、「要点をまとめる」には、講義を真剣に聞かなければならない。
ただなんとなく聞いているよりも、はるかに勉強になり、学生にとってメリットは大きい

次に欠点。

  (1) タイムラインの流れが早く、情報はすぐに過去のものになる
  (2) 心ない人により、荒らされる恐れがある。
  (3) 特に理系の科目の場合、数式や図が twitter で表現しにくい。

(1)に関しては、ハッシュタグをつけるとか、まとめサイトを作成することにより回避することができる。
(2)に関しては、非公開の設定を行えば良いが、前述のオープン性と矛盾する。
これは難しい問題である。
(3)に関しては、写真を取ることである程度、表現できるかもしれない。

講義に twitter を使用している例として、慶応義塾大学SFCの取り組みがある。
#sfcnote

とても興味深い取り組みで、参考にしていきたい。