いっつもスキンシップは理佐からしてくる。

私もしたいのに理佐がハードル上げてくるからしずらい。私ももっとハードル上げれば良い話なんだけど、、。


理佐「ん〜」


せっかくの休日、同棲している家でまったりしている。


由依「ねぇ理佐?」


理佐「ん〜??」


ソファーで座りながら理佐は誰かと連絡を取り合っている。


由依「今日はキスの日なんだって」


理佐「へぇ〜」


スマホを突然テーブルの上に置き、明るい表情でこっちを見た。


理佐「...して欲しいの?」


由依「いや違う、私がしたいの」
 

理佐「できるかな」


なにそれ、私を新1年生みたいに思ってる?!


由依「私は本気なのに」


理佐「んふふ笑、可愛いね」


目を細めて私の頭を撫でた。


由依「また私を犬だと思ったでしょ」


理佐「うん、埼玉の狂犬」


由依「じゃあ理佐は茨城の子犬」


子犬と言った瞬間に目がとろんっとなった。

そして理佐は私の首に手を回し、口の周りをペロッとしてきた。


由依「っ/////」


理佐「子犬ってね、飼い主に甘える時大胆な行動に出るんだよ」


負けない。このままだといつも通り理佐に負けてしまう。


由依「狂犬の方がヤバいの知ってるよね?


私は理佐の腕を引き、耳元で囁いた。


理佐「えっ、」


理佐の顔を見るとお望み通り戸惑っている。


由依「んふふ、」


頬を両手で挟み攻撃的なキスをする。

普段やられる側だが、うっすら目を開けて苦しそうな表情を見るのも悪くない。


理佐「っ、ゆ、っ...い」


そろそろ限界が訪れたのか肩をバンバン叩かれた。


由依「...私にこんな1面あるとは知らなかった?」


理佐「ばか、」


うっ、可愛い。少し乱れてる髪の毛やばい。


由依「今のばかの破壊力やばかった」


理佐「そんなの知らないから...はぁ、、」


相当息苦しかったんだ。ごめんね。


由依「子犬と狂犬が戦ったら狂犬が勝つからね、」


理佐「うん。だけど、私と由依が戦ったら私が圧倒的に勝つから」


由依「まだ分からないじゃん?」


すると理佐は私を押し倒して髪の毛を片耳に掛けた。...なにこれえろい。


理佐「じゃあしよっか、今から」


由依「まだ早くない??」


理佐「じゃあ深夜の方が良い?明日歩けないけど」


由依「っ、それは...」


理佐「素直になればいいのに、」


そう言って理佐は私の首に顔を埋めた。


あぁ、、理佐に勝てる日はいつなんだろう。






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