?「も〜、保乃ちゃんモテすぎ」
私の背中にくっついて拗ねているのは私の大事な恋人"森田ひかる"だ。
櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら櫻坂?」でメンバー1のモテ女は誰だ、という企画で私がグランプリを取ったおかげでひいちゃんはヤキモチをやいている。まったく、可愛い彼女だ。
保乃「しょうがないやろ〜?」
ひかる「保乃ちゃんが可愛すぎるから...」
頭をすりすりしてくる。前から抱き締めようとしてもガッツリ捕まえられているため身動きが取れない。
保乃「でもひいちゃんは初期の頃からずっと私を答えてくれるから幸せやで?」
ひかる「だって私保乃ちゃんしか眼中にないもん」
保乃「嬉しい、ありがとう」
ひかる「この先も多分、保乃ちゃん」
保乃「多分ってなんや!笑」
ひかる「んふふ笑」
ひぃちゃんは腕を解き、私の前に立ってきた。
保乃「ん?」
ひかる「大好き」
突然気持ちを伝えられ驚いていると背伸びをし、私の肩に手を置きながら唇を重ねられた。
保乃「/////」
ひかる「こういう事できるのは私だけ、///」
自分でやったくせに顔赤くするとか反則だ。
私はいてもたってもいられなくなり、視線が泳いでいるひぃちゃんの小さな体を抱きしめた。
保乃「あほ」
ひかる「えっ?」
保乃「可愛いことせんでや」
ひかる「保乃ちゃ、んっ、」
私はいつの間にかひいちゃんの首元にキスマークをつけていた。
ひかる「っ、なにしてるの!ここ見えちゃう!」
保乃「あはは笑」
必死になってる姿が可愛すぎて思わず笑ってしまった。
ひかる「ねぇ笑い事じゃない!」
保乃「...じゃあひかるも付けてよ」
わざと呼び捨てすると顔を真っ赤にさせた。
ほんまに照れ屋さんなんだから...
ひかる「保乃ちゃん座って、?」
あそっか、身長的に無理なんや笑
私は言われた通りソファーに座った。
ひいちゃんは私の膝の上に跨り、肩にキスマークをつけた。
保乃「んふ笑、これでお揃いやな」
ひかる「でもここ見えるよ。ダンスレッスンの時に由依さんとか理佐さんとかに何か言われちゃう。」
保乃「蚊に刺されましたって言っといて?笑」
ひかる「もう!」
頬を膨らませているが嬉しそうな笑顔を浮かべている。
保乃「嬉しそうやな。保乃にこうされて嬉しかったんやろ?笑」
ひかる「保乃ちゃんは嬉しそうだね」
保乃「うん、嬉しいで」
ひかる「私も、嬉しい」
保乃「かわいいなほんとに笑笑」
私は目の前にいる彼女の後頭部を抑え、キスをした。
ひかる「いっつも、強引/////」
保乃「ええやん。そっちの方がひいちゃんの照れた顔見れる」
この後、彼女と朝までイチャついたのはここだけの話。