由依said
今日も、理佐先輩は綺麗だ。
私はただ見つめるだけの立場だが、目が合うと微笑んでくれる。
理佐先輩はバスケ部のエースで男女問わず大人気だ。
そのおかげでいつも体育館はバスケ部への歓声で溢れている。
?「かっこいい〜」
隣から目をキラキラして見ているのは親友の"小池美波"。
美波のお目当ては理佐先輩では無く、理佐先輩とは別の良さがある"土生瑞穂"先輩。
美波「理佐先輩と話せたん?」
由依「ん〜、まだ」
美波「もう少しで3年生引退でしょ??」
由依「うん」
美波「早くしないと、話せなくなるよ?」
由依「分かってる。分かってるよ...」
美波「じゃあ部活終わったら!終わったら行きな」
由依「うん、分かった...頑張るよ」
口だけだ。きっと目の前にしたら話せなくなる。
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理佐先輩を待ち合わせするために1人で校門に立つ。
何を話そうか考えていると汗をタオルで拭っている理佐先輩が来た。
大丈夫。頑張るんだ...私...
私は深呼吸をし、理佐先輩に声をかけた。
由依「...あの」
理佐「あ、いつも見に来てくれてる子だよね?」
由依「あ、は、はい...」
理佐「名前なんて言うの?」
私から話題を振ろうと思ったのに、まさか先輩からだなんて...嬉しすぎて死にそうだ。
由依「こ、小林由依です...」
理佐「由依ちゃん?すごく可愛い名前だね」
由依「っ/////」
やばすぎる。笑顔が可愛すぎて直視できない。
由依「あ、あの...」
理佐「ん?」
由依「い、一緒に...帰りませんか、?」
理佐「んふふ、もちろん」
少し私に微笑んでから歩き出した。
理佐「それにしても寒いね〜」
由依「そうですね、冬は苦手です」
私は暖かくするために手を擦ると、理佐先輩は何やらバックの中からマフラーを取り出した。
理佐「これ巻いていいよ」
由依「えっ?////、だ、大丈夫です、先輩が…」
理佐「私はいいの、ほら、」
すると理佐先輩は強引に巻かさせられた。
顔近い…/////、やばすぎ
理佐「おお、似合うね、可愛い」
キュンキュンしすぎて今すぐに叫びたい気分だ。
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他愛ないお話をたくさんしているとあっという間に駅に着いてしまった。
理佐「由依ちゃん駅?」
由依「はい、理佐先輩もですよね」
理佐「ううん、私こっち」
由依「えっ?」
理佐先輩は駅とは真逆の方を指差した。
理佐「んふふ、」
由依「もしかして…送ってくれたんですか?」
理佐「うん、なるべく長く由依ちゃんと居たかったからさ」
由依「っ/////」
理佐「じゃあ、ばいばい。気をつけるんだよ?」
頭を撫でた理佐先輩は私に背を向けた。
思わず気持ちが溢れてしまい、私は理佐先輩を手を掴む。
由依「...先輩」
理佐「ん?/////」
先輩の手をぎゅっと握ると顔が赤くなった。
由依「好きになってもいいですか、?」
あ〜、私は何をしているんだろう。
理佐「えっ?」
由依「…好き、です」
恐る恐る理佐先輩を見ると顔を真っ赤にしていた
理佐「ゆ、由依ちゃん…/////」
由依「す、すいません!迷惑でしたよね…それじゃあ、」
手を離そうとすると理佐先輩は私の手首を引き、抱き締めた。
由依「えっ、////」
理佐「ばーか、ダメって言えないじゃん」
由依「じゃあ…好きでいても…?」
理佐「いいよ。それとあともう一つ、」
由依「…何ですか?」
先輩は私の体を離して目をじーっと見てきた。
理佐「私も好きだよ、由依ちゃんのこと」
私の顔はカーッと赤くなっているだろう。
由依「えっ、夢ですよね…?」
困惑していると頬にキスをしてきた。
理佐「まだ夢だと思う?」
由依「っ…ずるいです////」
理佐「んふふ笑、由依ちゃん、私と付き合ってください」
由依「はい!」
理佐「あはは笑、やった〜」
理佐先輩のファンの皆さんすいません。
私を恨まないでください。
理佐「由依、好きだよ」
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展開早すぎましたお許しください☺️
りさぽんって表にあまりいちゃいちゃとか匂わせしない所が"ガチ"ぽいんですよね。
いつか表でばりばりいちゃいちゃして欲しいんですけどきっとりさぽん推し以外の方でも鼻血になって病院行きですね💦(は)
最後までお読み頂きありがとうございました