由依said


普段からこういうことした事ないから恥ずかしい

私は同棲している家でポッキー1本を口にくわえ、理佐を見つめた。


私がずっとガン見してることに気づいたのかスマホを置いて、隣に座ってきた。


理佐「なになに、やりたいの?」


由依「たまには...こういうのも良いかなって」


チョコの部分を口の中に入れていたため、溶けきっている。とりあえず私は食べることにした。


理佐「珍しく素直じゃん?」


由依「な、それひどくない?!」


理佐「いやいや、照れ屋さんなのか知らないけど好きって言ってくんないじゃん」


由依「言う時は言います!」


理佐「ふーん、じゃあ今言ってよ」


由依「す、、す、、」


やはり、目を見られると緊張してしまう。


理佐「す?」


由依「す...す、あ〜、言えない!/////」


理佐「ほらやっぱり、」


ここで言わないと今後バカにされるだろう。

私は服をぎゅっと握りゆっくり呼吸をした。


由依「...好き」


理佐「っ、」


髪の毛の間から見える理佐の耳は赤く染まっている。

理佐「私も、大好き」


由依「/////」


理佐「ははっ、めっちゃ顔赤いよ?大丈夫?笑」


だめだ、この時点で照れてるとポッキーゲームは恐らくぶっ倒れる。


由依「うん、大丈夫/////」


理佐「ポッキーゲームやったら由依鼻血出ちゃうんじゃない?」


由依「出ません!失礼な」


理佐「あはは笑、ごめんごめん」


強がってるけどがちで、倒れそう...だけどやりたい。

理佐「やろっか?」


由依「うん!」


理佐「嬉しそうな顔してんな〜笑」


由依「うるさい、」


理佐「おぉ〜怖、その目やめてよ怖すぎ」


いつも可笑しくされるときは睨みつける。


由依「私チョコ側だからね、」


理佐「はいはい、」


私はチョコ側をくわえると、理佐は腰に手を回してきた。


由依「っ、/////」


もうここでやばいんですけど、


理佐「目逸らしちゃダメだからね、」


私は少しづつ食べ進めていくが、理佐はどんどん迫ってくる。


私はギュっと目を瞑り覚悟をした。

しかし、途中で折られ期待外れとなった。


由依「え、?」


理佐「目逸らしちゃダメって言ったのに瞑ったから折った」


由依「だって、理佐のスピード早い」


理佐「もう少しゆっくりした方がいい?ゆっくりの方が時間長いよ」


由依「いや、だったら今のままで良いよ」


理佐「んふふ笑、はーい笑」


まーたバカにしてる...もういい、

私はもう1回ポッキーをくわえた。


今度は私が責めてやるし、仕返しだ


ドキドキを抑え、理佐の唇へと目掛けて食べるスピードを早くした。


理佐はびっくりしたのか後ずさりしたが私は止めない。

どちらも目を逸らすことをせずに私は理佐の唇に自分の唇を重ねた。


理佐「っ、/////」


由依「んふふ笑、甘いね」


理佐「ばか、いきなりすぎるよ/////」


由依「理佐が照れてる〜、珍しっ」


理佐「うるさい、」


私の真似をしたのか睨んできた。
だけどその瞳にはまだ優しさが残っている。


由依「もっとする?笑」


理佐「もうやんない。来年ね」


理佐はそう言って、お風呂場へと向かった。


由依「あ〜、逃げたな!!」


理佐は逃げたけど、照れてくれたことが嬉しかった。最近甘えてこないし、ほかのメンバーに気持ち寄ってるのかと思ったし……


来年はもっともっと、攻めよっかな、?笑