私たちは結婚式を挙げ、幸せの日常を過ごした。


だけど一つ、見つかったことがあった。



さくら「ねえ平手くん」


平手「ん?どうしたさくら」


さくら「赤ちゃんできたって言ったら怒る?」


平手「え、怒らない。逆に喜ぶかな」


さくら「そっか、よかった...」


平手「もしかして、できた、のか?」


さくら「...うん、」


平手「え!まじ?!めっちゃ嬉しい!!」


平手くんがソファから立ち上がり私に抱きついてきた。


さくら「もう...笑。大袈裟だよ平手くん笑」


平手「俺...絶対さくらと一緒にちゃんと育てる。家事もする、だから俺と幸せな家庭を築いてくださいお願いします」


さくら「当たり前だよ平手くん!」


私は平手くんを抱きしめ返した。


平手「やばい、俺どんどんさくらのこと好きになってく...」


さくら「ふふっ笑、私もだよ!」


平手「あー、めちゃ幸せだぁー」


さくら「んふふ笑」

 


  

最近悪阻がひどい。

吐き気や食欲がない日が特に多い。



平手「さくら、大丈夫か?」


さくら「う、うん...」


平手「家事は俺がやっとくからゆっくりしてろ」


さくら「あ、ありがと...」


平手「うん、」


平手くんが優しく微笑んだ。


すると急激にお腹に激痛が走った。



さくら「うっ...はぁ...っ」


平手「おい!さくら!大丈夫か!?」



平手くんは私の背中をさすってくれながら、電話で救急車を呼んだ。



平手「がんばれ、もうちょっとで来るから...」


さくら「っ、うん...」
 



病院から家まで近いためか、すぐに救急の方が来た。


病院につくまで、痛みに耐えられず少し体制を変えたりしていた。


平手くんはというとずっと私の手を安心するようにぎゅっと握ってくれた。



病院につくと、小さな部屋に入れられ助産師さんが数人現れた。



助産師「はーい、息吸って〜」



私は言われ通りにした。



助産師「吐いて〜」


さくら「はぁ〜」



何度も深呼吸みたいな息継ぎが続いた。




平手said



俺は今、部屋の前にある椅子に座って手を合わせている。


頼む、2人とも元気でいてくれ...



「おぎゃ〜おぎゃ〜」



俺は部屋からその声が聞こえた瞬間勢いよく立ち上がり、ガッツポーズをした。



さくらsaid

 
赤ちゃんの元気な声が聞こえ、私は安心するような笑顔を浮かべた。



助産師「元気な女の子ですよ〜!!」



助産師「お疲れ様でした。先程、旦那さんが2人をよろしくお願いしますって頭を下げてきましたよ?笑、素敵な旦那さんですね。幸せの家庭を築いてください!」


助産師さんは私に向かって優しく声をかけてくれた。


平手くんが、そんなこと?笑



私は平手くんはそんなことする人じゃないからすこし驚くと同時に可笑しく笑ってしまった。



平手「さくら!!」


扉が開き、平手くんは私の手を即座に握った。


さくら「平手くん...」


平手「よく頑張ったな!良かった...」


平手くんの顔をよく見ると涙が出ていた。


さくら「えちょっ、恥ずかしいからやめてよ!笑」


助産師さんがこちらを見て笑われてしまった。


平手「ありがとうございます。ほんとに、ありがとうございます」


平手くんは泣きながら助産師の顔を見ながら頭を下げた。


さくら「もぅ...笑」


平手「好きだ、さくらのこと大好きだ!!」


さくら「こんな所でやめてよ!/////」



平手くんは無意識に言ったのか、顔を真っ赤にした。


end....



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46mari48 さんからのリクエストでした!!

ありがとうございました!!

遅くなってすいません🙇‍♀️



私はあまり知識が無いので上手く書けたか不安です。しかも、少しストーリーを変えてしまったので、お望み通りの物語が書けたか、怖いです。


色々と語彙力や変なところがあると思いますが、ご了承よろしくお願い致します。


改めてリクエストありがとうございました。