さくらsaid


翌日。今日は私の誕生日だ。


午後、私はたくさん友達に祝ってもらい大切な思いでもできた。


今は帰路に向かい中、平手くんはなにやってるかな、、あ、寝てるかな?それとも...


私はちょっとした期待を持ちながら家の中へと入った。



さくら「たっだいま〜!」


私は友達に貰った誕生日プレゼントを玄関に置き、靴を脱ぎ、リビングに入ろうとした時...



平手「さくら、あと5分まってて!!」



リビングの中から大きな声が聞こえた。



さくら「え?」



状況が掴めていないけど私はリビングのドアの近くにある階段に腰をかけた。



今日あったことを思い出しているとリビングのドアが開いた。



平手「おかえり!入って入って〜」


さくら「えっ、これ...全然平手くんが?」


平手くんに案内され、リビングに入ると誕生日の風船が飾られていた。

 
私の期待していた通りだ。


平手「さくら、お誕生日おめでとう。今日は俺に甘えろ!笑。ほら、料理だっていっぱいある!笑」


さくら「もう!平手くん...かっこいいよ...」


私はあまりに素敵すぎて平手くんに抱きついてしまった。


平手「おぉ!びっくりした笑」


さくら「好きだよ、平手くん」


平手「俺も、大好きだ」



私たちはそっと唇を近づけキスをした。



さくら「んふふっ笑」


平手「あっはは笑、じゃあご飯食べるか」


さくら「うん!」




ダイニングテーブルには私の好きな食べ物がたくさんお皿に盛り付けられている。



さくら・平手「いただきます!」


挨拶をし、私は目の前にあるおにぎりを手に取り、ひとくち口に入れた。


平手「ど、どう?」


さくら「んー!美味しい!」


平手「ほんと!?良かった…なんか変だな、夜ご飯におにぎりって、、」


さくら「いや、私がおにぎり好きなのが悪いよ!笑」



平手「そんなことないよ笑」






ご飯を食べ終わり、お風呂も上がり、今はソファーでくつろぎ中。



平手くんはなにやら後ろ手でもぞもぞしている。



さくら「さっきから動いてるけどどうしたの?」


平手「いや…」


さくら「ちゃんと言って?」


平手「目、瞑ってください…」


さくら「え?」


平手「いいから、早く」



私は意味がわからないまま目を閉じた。


すると左手を取られ、薬指に違和感を感じた。


前から深呼吸する息が聞こえた。



平手「いいよ、開けて」



私は目を開け薬指を見ると、指輪が通されていた。



さくら「えっ、これって…」



平手「さくら、俺が一生大切にする。お前と幸せな家族を築きたいです。俺と、結婚してください。」 



さくら「わ、私でいいの?」


平手「さくらがいいんだ」


さくら「もう、どこまでかっこいいの!」


平手「じゃあ…!」   


さくら「私でよければ!!」


平手「やったあ!」


さくら「わっ!?」



平手くんは勢いよく抱きしめてきたため、私は体制を崩れそうになった。



平手「めっちゃ緊張した…」


さくら「ありがとう平手くん」


平手「おう。愛してるよ、さくら」


さくら「うん……私も愛してる」


平手「キスしたいな」


さくら「うん、いいよ?」



平手くんは微笑み、私の唇を奪った。



そこから深いキスに変わり、私はソファーに押し倒された。



平手「いい?」



さくら「……うん、」



私は頷き、されるがままになった。



あとはご想像にお任せします、笑