○○said


あれから日は経ち、遊園地当日になった。


私はすごく可愛い洋服を来ていく。


そしてメイクも人一倍頑張る。



そう昨日の夜から意気込みしていたけれど...





理佐「ん~、あと5分...」



○○「さっきからずっとその言葉だよ!」



理佐「いいじゃん~」



○○「よくない!今10時だよ!」



理佐「10時...10時!?!?」



理佐が布団から起き上がった。


○○「もう...私準備するから理佐も準備してね!」



理佐「ごめん...」






私はカバンが置いてあるリビングへと向かった。




30分後、理佐と私は準備満タンで今から出発する。



理佐「今日の○○ちゃんめっちゃ可愛い」



○○「え?あ、ありがと/////」



理佐「ふふっ笑、じゃあ行こっか」



○○「うん!」




電車で向かって、遊園地についた。




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理佐said



理佐「はぁ〜、着いた!疲れた...」



○○「理佐!コーヒカップのろ!!」




まだまだ子供だな...笑




理佐「いいよ、行こっか」

 


私は1度呼吸を落ち着かせてから乗った。




○○「わぁ〜!!楽しい!!」




理佐「ちょ、ちょっ、回しすぎ!!笑」




○○「えへへ〜笑、理佐可愛い〜笑」




理佐「もう、バカ!少しは手加減してよ!」




○○「はーい笑」





○○ちゃんが手を離したので私はおかげで目がくらくらしていたのが収まった。




理佐「あ〜、もう最悪...」

 


○○「えへへ〜笑、じゃあ次は...お化け屋敷!」




理佐「はぁ!?笑、ちょっと1回休憩...」





○○「え、ほんとにごめんね?そこのベンチ座ろ」




心配してくれたのか、私の腕を引っ張りベンチに一緒に座った。




○○「大丈夫?」




理佐「うん、大丈夫。」





○○「良かった、出しゃばりすぎちゃった笑」





理佐「まだまだ子供だね笑」





○○「ちょっと!」




理佐「あはは笑」






?「お姉ちゃん達、可愛いね」





顔を見上げるとガラの悪い男2人組がいた。




男1「俺たちとお茶しねえ?」




○○ちゃんは私の手を強く握った。





理佐「いや、私たちで楽しんでるので。あなた達と遊ぶためにここに来たんじゃないんで」




男1「ちっ、なんだよ、でも...お前じゃなくて横にいるこの方がタイプだから」




○○「っ...」




男2「めっちゃ可愛い笑」




男が○○ちゃんの顔に触れようとしたので私は前に立った。




男2「しつこいな...気持ち悪いんだよ!」




男が私の腕を押し、私は地面に倒れた。




理佐「ぅ...」




○○「理佐っ!」




男1「やべぇ、声も可愛い笑」




○○「や、やめてください...」






私は嫉妬心が湧き、拳に力を入れた。




男2「お、おい。ちょっとやばくねえか」



男1「い、行こうぜ」




えっ?




理佐「大丈夫?○○ちゃん」




○○「理佐こそ...」




声が震えてる。


ふと手を見ると小刻みに震えていた。



  
理佐「もしかして...男苦手?」




○○ちゃんは小さく頷いた。



私はそんな○○ちゃんの手を握った。



理佐「大丈夫だよ。今日で私が忘れさせてあげるから思いっきり楽しも?」



○○「うん...!」



理佐「ふふっ笑、じゃあお化け屋敷行こっか?」






私は○○ちゃんを引っ張り、お化け屋敷入口へと来た。




○○「やっぱり...やめよう?」



理佐「せっかく並んだんだから!入ろ?」




お姉さん「お待たせ致しました〜、ではごゆっくりお楽しみください。お化けの世界へ...行ってらっしゃい」



ドアが開けられ、私と○○ちゃんは入った。





○○「理佐...どこ?」




理佐「ここにいるよ笑」




○○「手...繋ご?」




うっ、めっちゃ可愛い...




理佐「いいよ」




私は○○ちゃんの手を優しく握った。








?「わぁぁぁぁぁぁぉ!!!!!」




○○「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」




ふふっ笑




私はお化け屋敷が得意なので、○○ちゃんに引っ張られながら笑っていた。




長い道のりが早く感じた。そんなに私楽しかったのかな笑




○○「もう!なんなのあのお化け!」




理佐「っ、眩し...」




○○「理佐なんも驚いてなかったじゃん!」




理佐「だって得意なんだもーん笑」




○○「私だけ...ひどい...」




理佐「ふふっ笑、あ、ケーキ売ってるよ?」




○○「え!ケーキ!!」




やっぱり自分の好きな食べ物言ったら喜ぶって本当だったんだ。笑





私たちはあの後、ケーキを食べ、空中ブランコ、メリーゴーランド、ジェットコースター。色々な乗り物に乗った。






そして今は夜。





昼間よりも夜の遊園地は人が少ない。




そして...私が告白する時間となった。




緊張してきた。。




○○ちゃんは乗り物を見ている。






ブー


ポケットに入れていたスマホからバイブ音がなった。




スマホの画面を見ると、由依からだった。





由依:理佐、頑張って。自分の気持ち、全部○○ちゃんにぶつけて。伝えて。理佐なら行ける。






由依...ありがとう。



私は心の中でそう伝えた。




理佐「○○ちゃん!か、観覧車乗ろ?」




○○「うん!怖いけど理佐となら乗る!」 




理佐「大丈夫?」


 

○○「うん!大丈夫!」





理佐「ならよかった笑、じゃあ、行こっか」





○○「うん!行く!」




私は深呼吸してから○○ちゃんと観覧車に向かった。





大丈夫...私なら行ける。