奈那side
私と由依はですね、付き合ってるんですよ
もちろん告白は私から、振られる前提で気持ち伝えたらまさかのOKですよ??ちょっとやばいですよね、
そして由依の口が滑ってメンバー全員知っちゃったんです、もう可愛いですよね、、
だけど、最近あまり喋ったりしてないんですよ。
理佐「織田、由依が最近元気ないんだけど」
織田「えぇ??」
齋藤「ゆいぽんちょっと落ち込んでるね」
ふーちゃんが由依の方を見、私も同じ方を見るとすごく悲しそうな顔してた。
理佐「このままほっといたら多分泣くよ」
織田「え?なんで、?」
理佐「最近、由依と喋ってる?」
織田「しゃ、喋ってない...」
理佐「それだよ、ふーちゃんお願い」
齋藤「りょーかいっ」
ふーちゃんはそう言って由依に近づいた。
すると由依と目が合いきまづい状況になった。
理佐「自分の気持ち、伝えな」
織田「え?」
理佐「じゃあね」
織田「あ、ちょ、」
気付いた時には由依が目の前にいた。
織田「ちょ、ゆいぽん!?、?」
由依の目からは涙が出ていた。
由依「ばか、奈那のばか!!!!」
パチンッ!
ビンタされた音が楽屋中に響く、
由依は怒りながら楽屋の扉を強く閉め、出ていった。
織田「いった...」
平手「ねえ、なんか今こばが泣きながら1階行ったけどどうしたの?」
平手がそう言いながら楽屋に入った。
理佐「織田」
やだよ...今いったら...
理佐「織田!!」
織田「何」
理佐「何じゃない!!行きなよ!」
織田「今行ったら!!」
理佐「由依のこと好きじゃないの!?」
織田「好きだよ!!世界で1番好きだよ!!」
理佐「じゃあ、追いかけなよ!」
織田「何を言えばいいんだよ...」
理佐「今言ったこと」
織田「え?」
理佐「その世界で1番好きだよを言えばいいの!」
織田「でも...」
齋藤「大丈夫」
織田「...」
齋藤「大丈夫だから」
織田「うん...」
菅井「もう少しでけやかけの収録だからそれまでに戻ってくれれば大丈夫」
織田「わかった...行ってくる」
私は深呼吸をした。
織田「平手、1階のどこかわかる??」
平手「多分、自販が置いてあるとこ」
織田「ありがと」
私は全速力で1階に向かった。
自販が置いてあるとこは雑誌や本があり由依にとっては落ち着く場所だと思う。
その場につくと体育座りをしている由依がいた。
織田「由依...」
由依「来ないで、」
織田「やだ」
由依「もう私の事嫌いなんでしょ」
は、、、、、??????
織田「え?」
由依「最近、河田ちゃんのとこばっかり」
あー、ひなちゃんか、、
織田「あれは...」
由依「ひなかんさつじゃなくてぽんかんさつにして...」
織田「え?」
由依「私の所じゃなくて河田ちゃんのとこに行きなよ」
織田「行かない、由依が好きだから」
由依「ばか...」
私は由依に抱きついた。
織田「ごめん...由依が嫌がってたから...」
由依「あの時、頭の中ごちゃごちゃしてたの」
織田「そっか、ごめんね」
由依「私嫉妬したんだから...ばか」
由依はそう言って抱き締め返した来た。
やばい、、心臓破裂する...
織田「由依が嫉妬なんて珍しい笑」
由依「やめて!/////」
織田「由依、世界で1番好きだよ」
由依「私は宇宙一好きだもん」
織田「じゃあ私は銀河一好きだよ?」
由依「もう笑」
織田「あはは笑」
由依と私は顔を合わせて笑い合った。
ちょっとまって、この雰囲気...
私は由依に顔を近づけた。
あと数センチ...
数センチのところで...
プルルル プルルル
うわ、最悪。
ポケットに入れておいたケータイが鳴った。
電話相手は、、、理佐。
織田「もしもし?」
理佐「あと5分でけやかけの収録開始するから戻ってきて」
織田「はーい」
理佐「仲直り出来た??」
織田「うん笑」
理佐「良かった、じゃあ切るね?」
織田「おっけー」
ブチ
織田「よし、そろそろけやかけの収録始まるから行こ??」
由依「うん...」
織田「由依?どうした?」
落ち込んでいる顔を覗いた。
ちゅ
っ/////
由依「んーん!!なんでも!ほら行こ?」
織田「う、うん/////」
やはり由依に勝つことは出来ない。
あの後けやかけの収録中由依のことをずっと見ていたのは言うまでもない。