東大寺からちょっと走った所に春日大社があります。
東大寺も春日大社も奈良公園の敷地内です。
奈良公園はとっても広い公園。

ながぼ ぶらりフォト-奈良公園地図


東大寺、春日大社、若草山、猿沢池や五重塔で有名な興福寺、
原始林が残る春日原始林などなど見所沢山の公園なんです。
シカ、タヌキ、イノシシ、ムササビ、リスなどいるようですよ。


春日大社:
 武甕槌命(たけみずちのみこと)と経津主命(ふつぬしのかみ)、
 天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を祀る。
 奈良・平城京に遷都された710年、
 藤原不比等が藤原氏の氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の山に祀ったのが始まり。
 藤原氏ってのは、中臣(藤原)鎌足で有名な藤原氏です。
 
 武甕槌命が白鹿に乗ってやってきたとされることから鹿が神使とされる。
 なので奈良公園では鹿が沢山いるんですねぇ。
 春日大社でも鹿がおります。


 手水所には鹿の像があります。
 二の鳥居近くの手水所は伏鹿手水所と言います。

ながぼ ぶらりフォト-春日大社


鹿さんも慣れたものでカメラ目線です。
そんな鹿さんに挨拶を済ませて本殿へと向かいます。


本殿前には南門があって、その奥が本殿となっています。
階段横には灯篭も立っており雰囲気たっぷり!
南門の前には神が出現した「神石」と呼ばれる石があります。
説明文を読むと神々しく感じますよ。 実際に見てね^^

ながぼ ぶらりフォト-春日大社



一般の人は南門を通ってすぐの建物で参拝しますが、
特別拝観料500円を払うと中まで入れます。

ながぼ ぶらりフォト-春日大社


本殿内は黄色い銀杏の葉っぱが印象的でした。
そして回廊などの朱色も。。。

ながぼ ぶらりフォト-春日大社




ながぼ ぶらりフォト-春日大社




春日大社は灯篭と吊り灯篭が有名で、
本殿の建物にも吊り灯篭が沢山あります。

ながぼ ぶらりフォト-春日大社


真ん中の中門前にも吊り灯篭が並んでいます。
何やら文字が書かれている吊り灯篭がありますね。
ある有名な方からの贈り物です。

ながぼ ぶらりフォト-春日大社



拡大してみましょう。
何て書いてあるか分かりますか?

ながぼ ぶらりフォト-春日大社


「慶長五年(1600)子庚極月吉日 越後国直江山城守息女敬白」
とあります。
直江景勝が娘の名で寄贈した吊り灯篭です。
寄贈は関が原の合戦後。
西軍に突いた上杉家の処分がまだ決まっていない頃だそうです。
春日大社は藤原氏の氏神さま。
藤原の流れをくむ上杉家が信仰する春日大社に合戦後の
上杉家存続を願う家臣直江景勝の思いがあったのでしょうか。。。


大河ドラマの影響もあってメインの場所に移されたそうですよ^^
案内文書かれた看板もありましたからね。

春日大社は心清らかにさせてくれた気がします。
もっともっとゆっくりしたくなる場所です。
修学旅行で訪れた場所ですが、何度来てもいい場所ですね。