2日目、一番楽しみにしていたモーグル観戦。
8時前に会場のリステルに到着、第二エアー脇の一番いい場所を確保。
すぐに公開練習が始まり、続々と選手が降りてきて、チェックジャンプが終わると
目の前でバックフリップのオンパレード!!!
予選ではミドルセクションでコブに飛ばされる選手がたくさんいるなか
上村愛子が、あんなスピードで大丈夫か?っていうハイスピードのなか
キレキレのターンで予選を2位通過。
コーク720が見れなかったのが残念だったが
いや~あの男子顔負けの滑りは圧巻!!!鳥肌が立った。
女子でもスゲーと思っていたが、男子はターンのスピード、エアーの高さが更にUP。
目の前で繰り広げられるコーク、フルツイスト、フロントフリップなど
多彩なエアーに大絶叫!!!
個人的にはアレキサンダー・ビロドーの1080を見たかったが、公開練習・予選では封印。
その分ミドルセクションの滑りは迫力満点、エアーの高さも凄かった。
そして、決勝には日本勢が男女共3人ずつ進出、
特に上村愛子と上野修がミドルセクションを完璧に滑り予選2位通過と大活躍。
女子決勝では上村愛子がやってくれました!!!
いつ転んでもおかしくないようなハイスピードの中で
ミドルセクションをノーミスで予選を上回る滑りを披露、
第2エアーでバックフリップを決めゴールした瞬間、会場からは大歓声!!!
この時点でトップに立ち、銀メダル以上が確定。
残すはイエロービブのマルガリータ・マーブラー。
世界トップの凄い滑り・エアーを見せて欲しい気持ち半分、
ミスして上村愛子に優勝して欲しい気持ち半分と複雑な気分で見守る。
予選の時はマルガリータ・マーブラーへの声援が結構あったのに、決勝では殆ど声援のない静かな中スタート。
スタートから第1エアーまでは順調な滑りをしていたが、ミドルセクションでターンミス。
どよめきが起こるなか、上村愛子の優勝を確信。
そして、マルガリータ・マーブラーの点数が出て上村愛子の優勝が決まった瞬間、
会場は再び大盛り上がり!!!
興奮冷めやまぬなか、男子の決勝がスタート。
一発逆転を狙って積極的に攻めてくる選手が多く
ギルバート・コラスの1080、パー・スペットのグラブ入りのフロントフリップ
デイル・ベッグ-スミスの華麗なターン、上野修の超ハイスピードのミドルセクションの滑りなどに大興奮!!!
特に、アレキサンダー・ビロドーはミドルセクションで転倒した後
これはチャンスと思い『1080』と連呼していたら本当にコーク1080を披露してくれて
着地後バランスを崩してしまったのがチョコッと残念だったが、もう大満足!!!
表彰式の後、ミーハーな私はヘルメットに
女子2位 ニコラ・スドバ、5位 ジリアン・フォグリ
男子3位 デービッド・バビック、6位 益川雄
のサインを貰い、アルツ磐梯でナイター。
前日のハーフパイプに続いて叫び過ぎたせいか喉が痛かった。
世界トップレベルの技を目の当たりにし、上村愛子の優勝という偉業に立ち会え
もう言葉に出来ないほど楽しく、大・大・大満足な1日だった。