当時、小学2年生の息子の登校しぶりがはじまり

学校へ付き添って登校するようになって

1週間が経過した頃。

 

「どうしよう…」

「このままこの状況が続いたら

 仕事はどうしよう?」

「勉強だってどんどん遅れていく…」

 

とあせりはじめた自分がいました。

 

付き添い登校が2週目に突入すると

いよいよ息子の

「学校嫌だ!」

の拒否反応がパワーアップ。

 

息子の腕を強くつかみ

家から学校まで

なかば引きずりながら

なんとか校門手前まで登校。

 

そこで足が止まる日々でした。

 

ようやく校門を通過できた日も

下駄箱で4時間

固まり続けた日もありました。

 

市区町村の専門機関や医療機関、

スクールカウンセラーの先生も

もちろん話は聞いてくれました。

 

が。

 

誰も

「母子登校を卒業する方法」

は教えてくれなかった…

 

「この状況をなんとか改善したい!」

「私と同じような状況になって

 解決した人はいないの?!」

 

と隙間時間があればネット検索。

 

夜も寝落ちしてしまう寸前まで

ネット検索の日々でした。

 

他にも

ネットで検索をして

「付き添い登校」「母子登校」

のキーワードにヒットした電子書籍は

すべてダウンロード。

 

状況は違うけれど

不登校に関する本や

自己肯定感をあげるための本も

読みあさる日々。

 

 

日中は

付き添い登校をしながら

ときには下駄箱で

また

ときには廊下で

リモートワーク。

 

 

学校へお詫び。

職場へもお詫び。

 

両家実家からは

「大丈夫なの?」

「これからどうするの?」

と心配の声。

 

 

どんなに本を読んでも

ネットで検索をしても。

調べた対応を

自己流でいろいろ試してみても。

 

息子の状況改善には

つながらない…

 

今振り返ると

「それはそうだよね…」

と思います。

 

当時の私は

「母子登校を卒業する方法」

を血眼になって探し、

その対応を試すことに必死。

 

 

肝心な

「目の前の息子」

本人とはまったく

向き合っていなかったのです。

 

 

なぜ息子が学校に行きたく

なくなったのか?

なぜ自分が付き添えば行けるのか?

 

今、どんなことを感じていて、

今日の体調はどうなのか?

 

本当は息子がどうしたいのか?

 

 

私が答えを求めて

必死にみていたのは

大切な息子ではなく、

解決策がのっているであろう情報。

 

 

もちろん

困りごとを解決しよう!

と思うことは悪いことではありません。

 

そして

状況を改善するために

情報検索をすることも必須です。

 

 

ですが、

困りごとを解決するための方法

の正解は

 

本でもネットでもなく

目の前にいる

子どもが持っている。

 

そのことに気づいたのは

発コミュに出会えて

子どもを観察することの大切さを

学んだあとのことでした。

 

 

今、母子登校、付き添い登校で

悩んでいるお母さん。

 

状況改善のための鍵は

目の前のお子さんが

必ず持っています。

 

ぜひお子さんの表情や言葉に

目を向け、

お子さんが抱いている感情を

想像してみる。

 

そこに目を向けるところから

今より1歩、進みます。

 

ぜひお子さんに注目してみてくださいね。

 

 

 

 

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分離不安の子どもが

\付き添い登校中のママの声かけだけで/

自信あふれる子どもに成長する💫

 

発達科学コミュニケーション

ふたばSchool🌱トレーナー

永瀬未歩(ながせみほ)

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