(2月のブログを改変)
最近、ケーキを注文したり、バーで時間を潰したりで、ANAクラウンプラザホテル福岡さんに足を運ぶことが続きました。
つい、「ぜんにっくうほてる」と言ってしまいますが。
基本的にイベント事の極端に少ない家庭で育ちましたが、ここは、数少ない家族の思い出の場所です。
まだ博多全日空ホテルという名前だった頃、僕が小学校低学年だった頃、一回だけ家族4人で一泊した事があります。
父親は商売をしていて(僕と同業者ですが)家族で遠くに出かけて宿泊することはできなくて、
ある夏、姉と二人で「夏休みなんだから、たまにはどっか連れてってくれ!」と困らせて。
自宅から車ですぐ行ける全日空ホテルに泊まりにいくことになりました。後にも先にも、家族4人で外泊したのはその1回きり。
なので、本当にどうでもいい細かいところまで鮮明に覚えてます。
泊まった部屋、ダブルベッドにエキストラベッド2つ。夕食にホテルのレストランで食べたハンバーグの匂いと付け合わせのにんじんのグラッセの甘さ、両親が飲んでいた赤ワインの色。
夜遅くルームサービスで取ったサンドイッチとピラフ、運んできたボーイさんが、賭け花札をしている父と姉をみて目を丸くしていた様子。
生まれて始めて見た、洗面器と洗い場のない洋式のバスタブとシャワー。その使い方とマナーと、小さな石鹸と手のひらできれいに体を洗う方法を父が教えてくれて、今でもホテルに泊まったときはその方法。
翌朝起きたら、父は日曜日なのに仕事ですでに帰宅していて、3人で朝食を取った事。生まれて初めてのんだグレープフルーツジュースが苦くて飲めなかったこと。
「楽しかったね、またいつかみんなで行こうね」といいながら、家族4人の外泊はそれっきりだったこと。
ANAホテルに程近い、祇園町のお墓に7年まえに入ってしまった父の事は、少しづつ記憶が薄らいでます、残念ながら。
そんな中、この「全日空ホテル記憶」は宝物です。
今年の夏は、家族で泊まりに行こうかと計画中です。
なが.
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