大学1年生のクリスマスに、変なことがありました。
当時、まあ控え目に言って、あんまりパッとしない恋愛をしてて、
クリスマスイブは、彼女のアパートに泊まりに行って、
安いスパークリングワインに、フライドチキンとケーキ。
お互い、バイト代で買ったプレゼント交換。
僕はホントは、
友達が仕掛けてた、他大学の人や社会人も来るクリスマスパーティーに行きたくて、
(昔はディスコでそんなことするのが流行ってた)
彼女を誘ったのですが却下。「それって合コンやろ?」って。
まあ、よくある大学生のクリスマスでした。
それはいいとして、
25日の朝、
自分のアパートに帰って見ると、
ドアノブにプレゼント袋が下がってて、
当時流行ってたタグホイヤーの腕時計が。
後で価格調べたら、約10万円。
折り紙みたいに折られた、ルーズリーフに走り書きされた手紙がついてて、
女の子の字で、
「なが●君、いいクリスマスを過ごしてね」
って。贈り主不明。
おそらくは、24日夜に持ってきたのだろう。
全く思い当たる人がいない。
大学は一学年100人位の小さな学科で、
僕の、交友の範囲はほぼそこまで。
そしてその100人全員、僕にガールフレンドがいること知ってた。
僕ら外見的には仲良くカップルだったから、
学内の人ではないはず。
前の彼女とか、たまに行ってたバーの女の子?
「もしかしてクリスマスイブに、うちに来た?」
って聞いたら、その2人からは異口同音に、
「なんで24日になが.●の部屋いかないかんの?」
って。
中高男子校だった僕には、
昔の同級生っていうのも有り得ない。
謎のままです。
タグホイヤーは、何年も風呂場用時計として活用され、
大学を卒業して引っ越す日に電池が切れて、
なくても困らないから、電池切れのまま、どこかにしまって、
大卒後の、毎年転勤の引っ越しのどさくさで、どこか行ってしまいました。
この時期になると、毎年思い出します。
なが.