再々掲 「我がアイドルがち恋論」 2013年2月 | なが.ブログ【久米推しForever~ユニオンジャックストーリー~】

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まえがき


以下のブログ、LinQを応援し始めた頃に、若いヲタさんと話してて、感じたことを書きました。


「アイドルと、現実に付き合うことはできない。なぜなら、付き合った時点でそのアイドルの持つアイドル性は消失するから、アイドルではなくなる。アイドルって実在ではなく、概念だから」


って言いたかったんだと思います、これを書いたときは。たぶん。


1年半たった今、思う所あり再掲。ご笑覧のほど。



本文


高校の頃、某アイドルグループ大好きで、学校も受験勉強も手に着かない時期があった。


学校をサボってライブを見に行って、停学になって、かあちゃんが学校に呼び出された。

担任の先生は、かあちゃんの前でおいらに、
「アイドルの追っかけは大学に合格するまで取っておいて、今は勉強しなさい」と説教した。


そんな事は分かってる。

でも、そのときのおいらの中のpriorityは明らかにそのグループにあり、

受験という「どうでもいい」問題はほとんど眼中に無かった。


むしろ、受験勉強のために、アイドルをちょっとわきに置いて、しばらく忘れる、というのは、インチキなヤツらのやることだ、という、かなり変な信念を持っていたと思う。

そんな奴等がアイドルに対して抱く好意は、

ほんものではなく、性欲とかエゴとか仮性恋愛とかで言い換えのきくまがい物の感情、と。

この、自分の恋心こそ純粋で、何にも置き換えられない本物。

ほとんど宗教的にアイドルを崇拝していた。

書いてて気持ち悪くなるが、中高男子校という、屈折した環境下にあった事が大きく影響していると思う。


まあ、今風にいう、がち恋に近かったのかな。


そして、そんなヲタな高校時代を過ごせて良かったと今は心底感じるのだ。


大学生になって、現実の女の子とお付き合いしだして感じたのは、こういうこと。

アイドルは、いくら追いかけても手に入らない逃げ水。

遠くに輝くオアシスの蜃気楼。美しくてもろくてはかない、夢のかけら。


「アイドルの女の子は幻でも何でもなく、実際そこにいるじゃないか」って?


うん、確かに。


でも、例えば誰かアイドルと付き合うことになったとしたら、

もうその時点でその子は「自分にとっては」アイドルじゃないと思う。


異性と付き合うってことは、人間として長所も短所も持つ相手をまず受け入れることだからね。

女の子が持つ残酷さや、男には理解しにくい1ヶ月の中での性格の豹変とか、

そんな面倒くさいことを抱え込んだ上で、その人を好きになるってことは、

ほぼ一方的なアイドル相手のがち恋感情とは全く異なる世界。


確かに、そんなリアルな恋愛は、避けてちゃいけないし、

男子は好きな子が出来たら相手が彼氏がいようが親が反対しようが、高嶺の花だろうが、

玉砕覚悟で体当たり戦を挑むべき。おじさんもいっぱい玉砕したし。


しかーし、



やっぱり、若い頃の、アイドルに対する憧憬、叶わぬがち恋は、

絶対にリアル恋愛では感じれない幸福を味あわせてくれたと思う。


そして、結婚してトシを取った今では、絶対にもう感じることのない、かなしなつかしの気持ちです。


だから、そこのがち恋くん、迷惑かけない程度に今のうちに突っ走って下さい。


なが.