書籍名のとおり、初めて手帳を使う『中高生』を対象にした手帳の使い続ける
テクニックが書かれています。
・・・が、内容は「勉強⇒仕事」に変換すれば初めて手帳を使う人のために
役立つ内容が沢山書かれています。
つまり、手帳を使った事の無い人が私のように試行錯誤を繰り返す過程を
一気に飛び越し効果的に使えるようになるってことです。
さて、具体的内容はですが・・・
「手帳を活用で身に付く習慣と効果」が書かれていますが、
特に「要約出来るようになる事」や「意識的に時間管理をする事」
「先を予測し生活を改善する事」などは社会に出ても出来ないで苦労することが多い
能力です。
よって、子供の頃から出来れば確かに後の人生の糧となるでしょう。
一方でメリットがわかっても続けることが難しい事が「手帳」の最大の悩みです。
この、悩みに対しても習慣付けの3つのポイントを書いています。
他にも・・・
① 「PDCAサイクルの活用」について
② 「予定を書き込むときの3つの基本」について
③ 「中長期スパンの予定の立て方」について
④ 「重要度・緊急度マトリクス」について
⑤ 「スケジューリングの4つのコツ」について
⑥ 「実行力UPのコツ」について
⑦ 「振り返りと未来への反映のコツ」について
・・・書かれています。
実際、「PDCA」や「重要度・緊急度マトリクス」を学生時代に使いこなす子供って
凄いと思います。
本書自体は学生を対象にしているので読み易い(2~3時間で読み終わる)ので、
学生に限らず新社会人等の新たな一歩を歩む人にとっては
(アドバンテージを得る為にも)読んでおいて損はない一冊と感じました。