勢いで買った本書は内容の殆どが『まんが』(158ページ中21ページが説明)でした。
自分の購入前のイメージとは違いますが「表題に偽りなし」ということになります。
だから、「『まんが』のみ」だけに、本書はサクッと読み終えることができます。
では、内容は??・・・
・・・と言うと、解り易いし必要な情報がシッカリと網羅されており、
導入本としては丁度良い内容でした。
因みに内容は・・・
1 片づけないことによる4つのムダ
① スペースのムダ
② (必要な物を探す等の)時間のムダ
③ 間違え(による手戻り等)のムダ
④ 取りに行く(導線が悪いことによる)ムダ
2 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)について
特に本書は「整理」「整頓」に焦点を当てています。
3 整理(「いらないモノ」を捨てムダを減らす)のコツ
① 捨てる基準の設定
② モノや時間をコントロールしムダを生まない方法(例)
4 整頓(「必要なモノ」を「必要なトキ」に「必要なダケ」取り出せる状態の維持)
のコツ ・・・「考えなくてもできる」「子供でもできる」が理想!
① 使用頻度と動作経済に応じた配置
② 三定(「定位置」「定品」「定量」)の明示
③ 組織における維持定着のポイント
ア 責任者の明確化
イ 全員で取り組む
ウ 定期的に実施
エ 具体的チェックリストの作成
オ 5Sパトロールの実施
5 メールフォルダーの片づけ方
・・・等です。
大半の項目について大勢の人は『知っていて当然では?』とか『何を今更?』と
感じるかもしれません。(実際、最初にこの項目だけ見せられると私もそう思います。)
しかし、これが出来ないのも事実であり、本書にはテクニック的な一例も示されていたので、それらも含めて活用してたいと感じました。