先週末の日曜日は、「母の写真を抱いて」お出かけをしました。
栄えある(笑) お母さんと一緒 第一回は「東国三社お詣りドライブ」
三社には何度も訪れているのですけど、その度に清々しい心持ちになるので、わたしは大好きなコースです。
今回は、お友だちも誘って行きました。
彼女は、身体を悪くして週に何回も病院へ通わなければならなくて、行動も限られてしまいがちなので、気晴らしと併せて「病気平癒」のお願いもできればと思ったの。
それに、三社へ行こうかなぁと思い浮かべるときは、わたしも気持ちのモヤモヤが溜まってきているんですよね。たぶん…
空いた路線の高速一本で北上します。
第一走行車線キープの安全運転。
軽自動車で女の子ふたりなんだもん(ナンチャッテ)
ひとつめの香取神宮に着いて上の鳥居をくぐると、清麗な空気感に変わるのを感じます。
「なんだか、気持ちが洗われるようだわ」
「やっぱり、何か溜まっちゃってたのねぇ…」
香取神宮
お詣りを済ませて、周りに写真を向けながら母に話しかけます。
「この神社に来たことある?」
「いいところでしょう」
「陛下と皇后さまもいらしたんですってよ」
そうしているうちにも、わたしは涙が潤んできて涙ぐんでしまいました。
心地よい気の中でゆっくりさせていただいて、拝殿の彩色や彫物を興味深く見学したのちに、香取神社をあとにしました。
香取神宮
旧拝殿は龍の彫物
現拝殿は鳳凰の彫物
コンデジの望遠なので霞んでしまいましたけど、実際は鮮やかな彩色です。
途中にコンビニエンスストアで冷たい飲み物を飲みながら休憩。
一息ついてから利根川を渡って、すぐ向こう側の息栖神社に向かいます。
この神社は、二つの神宮の中間にあり、双方に比べるとこぢんまりとしているけど、その控えめな雰囲気がいいところでもあります。
わたしたちも、静かにお参りをしました。
息栖神社
そこからほど近い三つめの鹿島神宮へ。
こちらの神宮は、駐車場から少し距離があるし、拝殿から更に300メートルくらい向こうに奥社があるので、拝殿と奥社にお詣りしてまた駐車場へ戻るとしたら、1㎞ほど歩くことになります。
人出も多いので、お友だちの具合を見て、途中のベンチに座って足を休めながらお詣りを済ませました。
鹿島神宮
三社詣りを完遂したところで、ちょうど正午。
参道にもたくさんお食事処があるし、そのうちの一店の「なまず料理」には興味津々だったのですけど、今回は夏限定のお愉しみ「岩牡蠣が食べたい」と、お友だちが希望していたので、銚子へ寄り道して魚介類のお食事をすることに計画しました。
目指したのは、昔よく行っていて馴染みある「飯岡」で見知っていたツチヤ食堂。
「サーファー定食」なんてメニューを作ってくれる、庶民的な食堂です。
ここは魚介類の販売もしているから、季節の「岩牡蠣」も間違いなくあると考えました。
食堂は15時までなのでラストオーダーは14時30分として、1時間くらいで到着できると思うから、お昼時も外れてちょうどいいかなと目算しました。
三社詣りの感想や、とりとめのないお話しをしながら、お食事の期待をふくらませて寄り道ドライブを楽しみます。
見込みより少し時間がかかってしまったけど、1時半くらいに食堂に到着。
店内は盛況で、入り口脇にウェイティングリストが貼り出してありました。
お店の壁に「夏季限定 岩牡蠣」と書いた短冊が貼ってあるのを見て、早速ウェイティングの記入すると3番目の待機順です。
そのあとにもお客さまが続いてリストが増えたところで、受付終了になりました。
間に合って良かったわ。
お友だちとお話ししながら待って、わたしたちも入店です。
お目当ての「岩牡蠣」と、お友だちが「お刺身定食」なので、わたしは「(お魚の」ミックスフライ定食」にして、生ものばかりにならないように注文しました。
シェアしながら美味しくいただいて、お腹いっぱいです。
食事を終えたのが、15時少し前。
渋滞にならないうちに帰るのにいい時間なので、わたしたちはまたおしゃべりをしながら帰りました。
途中のコンビニ休憩のときにいただいたブルーベリーフラッペ
美味しかった~
お目当ての「岩牡蠣」
臭みが無くて、さっぱりと食べられます。
一粒でも、お口いっぱいになるくらい大振りです。
お刺身定食
その日に上がった5~6種類のお魚から、2種類を選べます。
お友だちは、マグロとタコをチョイス
ミックスフライ定食
こちらは3種おまかせです。
この日は、アジ・エビ・イカでした。
アジはふっくら肉厚で、エビは臭み無く、イカも肉厚なのに歯でスッと噛み切れる柔らかさでした。
熱々なのに、身が硬くなってなくて、何も味付けないそのままでもとても美味しかったです。