山田ナオリ★ノハル草源♪星のひるね蟻のあしおと

山田ナオリ★ノハル草源♪星のひるね蟻のあしおと

見えないもの聞こえないもの、でも心を澄ませば観えるし聴こえる。二階の星たちの、隣りの蟻たちの…


カタカタカタカタ、
60歳の、足踏みミシンさん。




3歳のあずきちゃん。

わたしは、今年41歳。びっくりするわ。

むすめは、生まれてからの3年間、
あまりちゃんと、世界が視えていなかったことが、
眼医者さんでわかりました。

だから、こんなに、うたが好きで、上手なのかな♪

「見える」ことは、良いことです。
でも、「見る」ことで、「見えなくなる」ことが
あります。

「見えない」ことで、
あずきちゃんは、たくさんの
音を、見ることができたのでしょう。

木がサワサワする、
川がじゃぶじゃぶする、
お母さんのこえ、
お友だちのうた、
ミキサーがブゥーン!
鳥のさえずり、

聴いて、うたって、少しおしゃべり。
それが、あずきちゃんの世界。

眼は、メスを使わない手術で、治せるそうです。

ちゃんと視えていなかった原因は、
むすめが小さく(栄養不足)で生まれてきた
ことにあるようです。

でも、生きる道のりの中で、
無駄はひとつも、ありません。

ほかの人とは、違う感覚で、聴くことが
できていた、彼女の人生の、最初の、たからもの
みたいな、3年と、数ヶ月。

きっと、大人になって、このときの感覚が、
役にたつ時が来るでしょう。

わたしは、いま、ライアという竪琴を弾きながら、
よくうたっているのですが、
このライアとの出逢いと、あずきちゃんを身籠った
のは、同じ2022年の2月なのです。

お腹のなかで、わたしのうたとライアを
むすめはずっと聴いていました。


なにか あるな、


と、これからが、楽しみです。

今日も、カタカタ、ミシンをして、
ちくちく縫って、
うたをうたって、
ライアを弾いて、

あずきちゃんを迎えに、保育園へ。

病気だったり、元気だったり、
好きだったり、嫌いだったり、
怒ったり、寂しかったり、嬉しかったり、

ほんとうに、すべてきらきら、
無駄はない。

ぜんぶあるの
自分の宇宙のなかに✴︎