こんにちは。

 

習志野市 女性限定料理教室 「Nadi 世界の台所」のEmiです。

 

前回の記事の続きです

 

でこしゃんさんが書いてくれた記事への返信記事です。

 

 

私が幼稚園生の頃に、お友達の頭にかまきりを乗せてあげた話。

 

でこしゃんさんは、文中で

「何気なく使ったのせてあげたらということば」

 

と書かれていますが、実はこの「乗せてあげた」は私はあえて使った言葉でした。

 

私は自分の行動に「~してあげた」と使うのを避けるよう気を付けています。

若い頃は滅多に使った事が無かったんじゃないかなぁ・・・。

でも、最近は聞いたり読んだりする人が状況を理解しやすいようにと、時には使うようにしようと方針を変えたところでした。

 

今回でこしゃんさんに「出来るだけ、短い文で私の気持ちを理解してもらえるように」と思い使った言葉。

 

まさにそこを汲み取ってくれて、とても嬉しかったのです。

 

そう、私、嫌がらせる気持ちなんて全くなかった・・・。

むしろ喜ばれるだろう位の気持ちでいた。(笑)

 

かまきりをカワイイと思わない子がいるなんて考えたこともなかった!

毎日のように、幼馴染の男の子と草むらで虫取りをしている女の子でした。

 

大泣きしながら家に帰った友達にショックを受けて、押し入れの布団の隙間に入り込んで落ち込んでいた小さな女の子の気持ちに

長い年月を経て、こんな風に寄り添ってもらえるとは思ってもみませんでした。

 

押し入れの中で、友達のお母さんが我が家に苦情を言いに来て

サーっと血の気が引く気分を味わった幼い頃の私。

 

そんな小さな私の頭を優しく「大丈夫だよ」と撫でられたような気持ちがしました。

 

 

そして、子供の行動って「知らなかった」と理解すると納得できる事がいっぱいあるな!

と深く深く頷くことが出来ました。

日頃のイラっとする、あれもそれもこれも!

 

これが今回の大きな収穫でした。

 

 

その後実際にはどうなったかと言うと、ドキドキしながら玄関先の大人の会話に聞き耳をたてていると・・・

 

会話自体はきちんと覚えていないけれど、確か母は笑いながら私が虫を可愛くて可愛くてたまらないと思っていること、だからきっと悪気があったわけではないこと、を伝えてくれていました。

 

今でも母に笑い話でその話をされる事があります。

 

 

因みに、高校生の頃に、その友達にこの話をしたら、友達は全く覚えていませんでした。

私は鮮明に覚えている出来事なのに、立場が変わるとそうなんだ~とビックリしました。

 

そして、家族から「虫博士」と呼ばれていた私は、その後徐々に女の子と遊ぶ割合が増えるとともに「女子は虫が嫌い」と学習していき、今では普通に虫を見たら「うぇっ」と思うようになってしまいました。

 

何だか、つまらないですね。

あの頃のまま突き進んでいたら、もしかしたら魚くんの虫版みたいな感じになれたかもしれないのにな・・・とちょっと残念に思います。