blue note | 市川美希子オフィシャルブログ「nadesico designer's diary」Powered by Ameba

blue note

五歳の頃から10年くらい
ピアノを習っていました
クラッシックです

クラシックは素敵ですが
力強く弾くところ、優しく弾くところ
軽快に奏でるところ、ゆったりと奏でるところ
全て楽譜に書いてあり
その通りに弾かないと先生に怒られるのが
ちょっと窮屈でした

中学生の頃、音楽の先生に勧められて
ジャズバンド部に入り、キーボードを
担当していた時期もあります

クラシックとは反対に、ジャズは
ワンフレーズに一つの和音しか
楽譜に書いてなくて
即興で好きなように弾いてみなさい
と先生に言われて
何も弾けなくなってしまった
記憶があります

自分だけの感性と創造性で
表現することを
本質的な意味で教えてくれたのが
中学生の頃に知ったジャズでした

そんな昔の記憶を想い出しながら
今宵はブルーノートで
Roy Ayersによる演奏を聴いてきました

コマーシャリズムを感じさせない
魂を感じさせてくれる音楽に
ひたすら感動して

立ち上がって、手を叩いて
叫んで、踊って

まだ止まないこの興奮を
胸に残したまま
今日はベッドに入ります

おやすみなさい....