近頃、なでしこリーグの選手がドイツやイギリスの女子リーグで活躍している。

これは、国内リーグでは、どうしても仕事との兼業が避けられない一方、海外移籍をすると、協会から手当として1日1万円が支給されるからだ。

年間でも360万円。金満のサッカー協会からすると、この程度の出費は痛くも痒くもないはずだ。

東日本大震災に被災した日本を勇気づけたのは、なでしこジャパンの世界一だった。

その功績から考えれば、この程度の優遇措置はあって当然である。

それを有効に活用している選手としては、大儀見、安藤、永里、岩渕、大野、近賀、田中明日菜など。

これからも多くのなでしこリーグの選手が海外を経験することは良いことである。

是非、より多くの選手に海外を経験してもらいたいと思う。

話は変わるが、海外移籍には語学が重要である。

例えば、安藤がドイツリーグに長く在籍できているのは、彼女がドイツ語ができるからだと思っている。

彼女であれば、ビジネスシーンでの英会話もこなせそうな感じだ。

この点、その他の選手はダメで、大儀見は英語はいけるが、ドイツ語はイマイチ。岩渕、田中明日菜は言うに及ばず。大野に至っては、「なぜ、フランス人は日本語を話さないのか?」という迷言を吐いて帰国。

もう少し語学を磨いて頂きたい。