儚い特別な思い出 沖縄 | 撫子♪のブログ

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丹下道先生の作品がきっかけとなり、ブログをはじめました!商業BL作品への熱い思いを個人視点で書いてます♡
BLCDについても作品愛と声優さんのお芝居を語ります
備忘録としての腐内容あり、取扱いに御注意くださいませ♡

朝10分しかテレビを付けない自分の目に飛び込んできたのは

首里城の火災のニュースだった

 

あの美しい建物が

このような姿になって…と絶句

 

花の女子大生のころ流行ったCM

卒業旅行は沖縄がいいなーと夢を語っていたが

実際は食べ物につられて北海道だった(笑)というオチ…

 

ですが

高校時代から米米CLUBのコンサートに行っていたため

やはり沖縄へのあこがれは捨てきれなかった

 

とても大変な仕事の中で

「沖縄、公費で出張」という案件に出会ったのは20代後半

絶対やり遂げたいと

身の丈に合わないような分際で応募した

 

日本一厳しい査定(当時)といわれた仕事内容だったが

エントリーは誰でもできる!

当時の恩師を毎日捉まえ、文章を練り

そして大舞台へ立つことができた

 

そのため当時の課長は

「出張は二泊三日だけれどご褒美でもう少し遊んできても良い」と背中を押してくださり

四泊五日の沖縄の旅を計画した

名古屋から飛び那覇に降り立ち、国際通りへ向かう

しかし季節は11月

半袖では肌寒いかなというくらいの気温

本来は仕事なのでスーツも持参( ´∀` )

 

20台最後の旅が沖縄

後にも先にも沖縄訪問はその一回きりで

自分の中の【沖縄】のイメージはその思い出だけだ

 

2日目は海洋博公園(現:美ら海水族館)~辺戸岬までレンタカーでドライブ

3日目は万座毛~喜屋武岬、玉泉洞(鍾乳洞)、ひめゆりの塔を回る

 

オクマプライベートビーチ&リゾートで

風に吹かれて海辺を散歩

沖縄らしい砂浜の思い出はこれだけ(笑)

出張で一緒の仲間と島唄を歌いながら歩いた

 

お茶やさんではぶくぶく茶を縁側で頂きながら

三線(さんしん)の音色に耳を傾けた

思わず縁側にごろっと寝ころんだ

贅沢な時間の流れ

 

4日目は仕事

15時からだったので午前中に首里城、午後に宜野湾を回った

なんと

スーツとハイヒール(やせていたからw)で汗かきながら首里城周辺の石階段を上ったりした

そのころはPPTなんてなかったから

スライドを持って移動した(笑)

 

やはり沖縄で一番の見どころは首里城だった

午後に発表を控えているにもかかわらず

テンションが上がる

もちろん民族衣装の展示や歴史に興味津々

そのころちょうど着付けのお稽古で着付け技能士の看板を取得したばかりで

試験問題などに沖縄の織物・伝統工芸を勉強したばかりだったので

自分の気持ちは沖縄一色だった

かねてからの思いもいっぱい詰まった沖縄

みんさー織 
石垣島、八重山郡竹富町の織物(一番上の帯)
これを愛する男性に贈ったものと(男性へは細帯になる)お稽古の先生に教えていただいて
そのころ片想いの方がいたのでこの帯への思いは特別なものになりました
また一緒のお稽古仲間が
紅型の着物やミンサー織の帯を持っていたのでとても憧れていたこともありました
こちらを2本求め
一本は着付けの先生へ感謝の気持ちと共に使っていただこうと贈りました
ミンサー織

起源は明らかでは有りませんが、このミンサーには、八重山地方に遅くまで残っていた通い婚にまつわる逸話があります

通い婚が行われていた当時、女性は相手の男性に「いつ世までも(五つ四つの絣文)」との愛情を込めてこの細帯を贈ったといいます

また、細帯にほどこされた二本の縦筋には「道を踏みはずして浮気などすることなく」という意味が、ムカデ模様といわれる帯の両耳についた横段縞には「足繁く通ってほしい」という願いが込められているそうです~宇治紡ぎ物語より引用~

ステキな歴史じゃないですか

そういういわれを聴いてしまうと盛り上がります

自分の中で(笑)

 

青い紅型の袋にはお茶のお稽古道具が入っています

そのころ習い始めたお茶のお稽古用として使っていました

 

琉球漆器は

棗(抹茶を入れておく器)とこちらの髪飾りを購入

髪飾りはもう一揃えあります

こういったものを含めて

沖縄の思い出は紡がれていきました

 

その首里城が

非常に残念でなりません

 

このニュースを見て

沖縄への思いがまた特別になりました